金色の双眸-8
「っ……」
ぴくりと反応したアースに気を良くしたキャラは、唇を離してそれを首筋に落とす。
舌で首筋にはしる血管をなぞり徐々に下がっていきながらアースのシャツのボタンを外し、全て外すとはだけたシャツの隙間から手を入れて素肌を撫で回す。
アースはその間、キャラの髪を梳きながら愛撫を堪能していたが、股間を撫でられた時はさすがに声をかけた。
「おいおい…何事だ？」
めったに自分から触ったりとかしてこないクセに、今日は妙に積極的だ。
「ん〜…？なんかシたい気分？」
そう答えたキャラはアースのズボンを下着ごと脱がした。
既に反り返っているモノに手を添えると裏側に愛おしそうにキスをする。
「っは……いい眺めだ」
裏筋を下から上へと舌で往復しながらアースの反応を伺う。
そんな位置からそんな事をしながらそんな目で見られて興奮しない方がおかしい。
手の中でビクッと動いたモノに驚いたキャラは思わず力を入れてしまった。
「……ぁ…コラ…丁寧に扱え……」
少し顔をしかめたアースが注意する。
「……ゴメン」
キャラは謝ると、口に亀頭をくわえ込んだ。
「っふ……ぅ……」
時折角度を変えながら頭を上下させ、舌でカリの部分を刺激する。
「……は…ぅ……上手いじゃ……っねぇか……」
髪を梳きながら切なそうに呟くアースに追い討ちをかけるように、更に愛撫を続ける。
ジュポッ……ジュパ……クチュ……ジュル……
部屋中にいやらしい音が響いていく。
「や……べ……」
髪を梳いていた手がふと止まり、軽く握ってきた事で、アースの限界が近いのがわかったキャラは、ストロークを深く、速くした。
「っバ……出るっ……」
口に出すのは悪かろうとも思ったが、我慢出来なかった。
キャラは口の中で一回り大きくなったタイミングに合わせて思いっきり吸い上げる。
アースは欲望のまま全てをキャラに注ぎ込んだ。
「っはぁ…く」
「んく…んぅっ……」
口いっぱいに吐き出されたのを喉を鳴らして飲み込んでいくキャラの姿は妖しく、艶めかしい。
「んぐ！？…っふはっ」
口の中で再び力を取り戻してきたモノに気づいたキャラは驚いて顔を離した。