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Angel and Devil
【ファンタジー その他小説】

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Angel and Devil-4

〜第3章〜
目覚め

開いた口が塞がらなかった…
「天使?悪魔の子じゃあ…ないよね。」
本当にいたのか……。
「私はハーフなの天使と人間のね。あなたも魔物に襲われたってことは、そろそろ目覚めるんじゃない?」
何言ってるんだ?こいつ…
「いや、オレは天使とか天使のハーフとかじゃないんだよね…」
「そんなこと知ってるわ。それより……新しいのが来るわよ。」
「えっ…ちょっと!」
オレ達の前に姿を現したのは、さっきの魔物の数倍はデカいのだった。
「やっと親玉登場ね。あなた早く目覚めないと死ぬわよ。」
「死ぬ?」
なんで?嫌だ…まだ死にたくない…でもオレに力なんて……死にたくない。ドクン…ドクン……ドクン………死にたくない!!その時オレを包んだのは真っ暗な闇だった……気がつくとオレは黒銀の鎧を見にまとい背中には漆黒の翼が…
「これがオレの力……」
不思議な感覚だった、覚えのない言葉が頭の中に入ってきて、口が勝手に動いた。
「地獄より深き所で、燃え盛る豪火よ、すべてを灰塵と成せ…ヘルバースト!!」その瞬間、魔物は炎に包まれ悲鳴を上げ消えていった。
「やっと目覚めたのね、悪魔の子が…」


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