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ガリ勉女子高生好美の暗記法
【学園物 官能小説】

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デートだってばよ-4

「あひゃ!」
ゾクゾクッてくる刺激に肩を竦め、思わず両目を閉じちゃうアタシ。
本気でヤベぇよ。
ってかなんだよ。
フトシのヤツ、本当はスゲーあれだ。
ぷれーぼーいってヤツだったのか。
なんて固まってると。

「可愛いね…好美ちゃん」

こ…このヤロー。
アタシの耳にかかった髪を指先でスッてやってるぞ!
なんか…裸を見られるより恥ずかしいよぉ。
てか裸なんか見られても恥ずかしくねーけど。
なんて言ってばーいじゃねーぞ。

フトシのヤツ。
俯き気味のアタシの顎をクッて上げてきやがった。
チ…チュウなのか。

何故だよ。
チュウごときで異常にドキドキしちゃうアタシ。
両目をギュッと閉じて、唇も固く閉じながらも。
でもさ…そのまま待っちゃった。
ぶっちゃけ待っちゃった。

して…微かに震えるアタシの唇にブチュッと重なるフトシの唇。
「うっ…う…」
ちょ〜ヤバい感じのアタシは目も口も固く閉ざしたまんま。

したら…フッと離れるフトシの唇。
けど…膝の上でギュッと握りしめてるアタシの手の甲をそっと握ってきやがった。
なんだよ…フトシのヤローよぉ。
なんてん思ってんだけどよー。

「ほら…好美ちゃん、力を抜いて」

なんて抜かしやがるフトシの言葉に。
ホントに肩の力を抜いて、口もさ。
チロッと開いちまったよ。
わっ!もいっかい重なってきやがった。
フトシの唇。
「ふっ…むふっ」
あちゃぁぁ…ついついフトシの舌を受け入れちゃうアタシ。
フトシのベロがアタシの唇の間に入ってきて。
アタシの舌先をチロチロ舐めてきてるよぉ。
しっかし…。
ホント、付き合う前のフトシからは想像も出来ねー積極さだよなぁ。
なんてホワッてした頭で考えてっと。
ハッ!?
麗美との女子同士のチュウやパパと挨拶チュウを除いたら。
これって…アタシのファーストチュウじゃねーか!!
ついに大人への階段をひとつ登っちまったよ。
やべぇ…そんな事考えてっと。
背中がすんげぇゾクゾクするよ。
うぅぅ…アタシも止まんねー。
「んっ!むはっ!むぐっ…」
フトシの首に両腕を絡めるように回して。
夢中でフトシの唇を貪っちゃうアタシ。
もーいいや。
今日はフトシ、オメーに任せたぜ。
眉間のシワを解いて唇も身体も、そして心もフトシに預けちゃうアタシ。

フトシのヤツも。
ピチャピチャ…エッチく舌を絡めてきたがる。


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