Purple ecstasy-28
―――ズッズッズッ・・・
「 ア !!! 」
――――ズッズッズッ・・・・ズンッ!!
「オオオオッ!!!」
―――手摺に両手をつき、背をかがめて腰を突き出すルールーと、
背後から両乳房に手を伸ばし、抱きつくように腰を沈めつつ密着してくるラグナ。
―――パンッ、パンッ、パンッッ
「ア、アッ、アンッ・・・」
「ルー・・・・」
「ラ、ラグナ。キスして・・・」
互いに首を傾けつつ舌を絡ませつつも、
ラグナは力強い腰の打ち込みを止めない。
―――パンパンパン・・・
「イクイク、イクゥゥ―――ッッ!!!!」
―――ドクドクッッ・・・・ドクゥゥッ・・・
††††††††††††
―――太陽が西に大きく傾いた頃、
ラグナとルールーの乗ったヨットはゆっくりと島の周りを回っていた。
他のヨットや漁船とすれ違うこともあり、流石に“ルール"は一時停止され、2人はヨットに乗り込んだ時の服装に着替えていた。
だが出港時と少し違うのは舵を操るルールーの背後にラグナがぴったりと寄り添っていることである。
島を廻りながら色々と説明するルールーの言葉に相槌を打ちつつ、
背後から彼女の耳や頬に舌を伸ばしたり、
手のひらが水着越しに乳房をゆっくり撫で上げる。
ルールーもそれを笑ってたしなめつつ、身体をねじりながらそれらを受け入れている。
それは身体を重ねてきた男女の親密さであり、
はたから見れば2人はどうみても“似合いのカップル"であった――――