Purple ecstasy-18
「・・・君の白い肌は、暗闇でも浮き上がって見える。
この太ももも、腰も、乳房も・・・」
―――チュウッ・・・・
「アアッ、ラグナ・・・」
「こんなに乳首が立ちあがって自己主張をしてくれるとはね・・・敏感なんだな」
――――暗闇に慣れてきたせいか、室内にうごめく2人の姿がぼんやりと見えてきた。
互いに腕と足を絡ませつつ唇を吸いあい、
時には舌をだして舌の先端を絡ませあう。
ラグナの右手がルールーの下腹部に挟まれ、
右手がゴソゴソと動くたびに生々しい水音とともに独特の香りが辺りに広がる。
ラグナの舌がルールーの白い肌はゆっくりと滑り、
豊かな乳房は彼の左手が交互に揉みしだき、
立ち上がってきた乳首にラグナが吸い付く。
彼が巧みに愛撫する都度、ルールーは声を上げ体をねじり、時にはラグナの身体にしがみついた。
室内には2人が放つ熱気、そして汗と甘い香りが混ざりあって濃密な空気がこもりはじめている。
しかし互いに求め合う2人は、そんな空気に寧ろ煽られる形で、
より力を込めて相手の身体を抱きすくめる――――
やがて仰向けになったラグナの上にルールーが股がろうとする。
鍛えられたラグナの腹筋に左手を添えつつ、
右手でラグナの肉棒を軽く握り、
自らの“薔薇の中心"に添えようとするルールー。
―――ドクン・・・ドクン・・・ドクン・・・
ルールーの手に包まれた肉棒は硬く真っ直ぐに反り返り、
熱を帯びながら
くっきりと浮き上がっている血管から流れ込む血流の動きに合わせてピクンピクンと動いていた。
まるで“別の生き物"のように。
「熱いわ・・・貴方のこれ」
「ルーのここも蜜があふれているぞ・・・・」
ラグナも腰を上げているルーの下腹部に下から手を差し入れながら答えた。
茂みの奥から湧き出てくる生暖かい蜜は、
“薔薇"の中に差し入れるラグナの指をぐっしょりと濡らしていた。