Purple ecstasy-16
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―――ウイイイ・・・・ン
独特の機械音と共に、エレベーターがゆっくりと上に向かって上がりはじめた。
―――・・ゥ・・イイイ・・・・
ラグナの唇がルールーの紫色の唇を覆うようにして吸い、舌を侵入させる。
ルールーも舌をもってそれに応えつつ、
右手をラグナの背中へ左手を下腹部へと伸ばした。
ルールーの5本の指がジーンズの上からラグナの肉棒をゆっくりと撫で上げる。それだけで、僅かな膨らみがたちまちムクムクと起き上がり膨れ上がる。
その刺激に煽られるようにラグナも右手をルールーのドレスの襟元に差し入れ、ゆっくり大きく乳房に愛撫を加えていく。
左手もドレスの切れ込みから彼女の太ももの谷間に滑り込む。
ラグナの指先にルールーが掃いているレースで編まれたパンティが触れる。
ざらついた感触のレース越しに、彼女の“薔薇"を上下に擦り上げていく。
みるみるうちに蜜が滲み出していく。指先に絡み付いていく生暖かい粘り気。
互いに口づけを交わしながらも、相手の感じる部分に積極的に刺激を与えていく。
エレベーターの発する機械音が、2人の息づかいや蜜の溢れる音を全てかき消していく。
4階に到着するまで、
その時間は僅か10数秒。
――― チーン・・・・
目的の階に到着したようだ。
両開きの扉が開く瞬間、
ラグナは今更ながらに自分の部屋がエレベーターに1番近い場所にあることに感謝していた―――――