俺のM女調教日記(16)-5
縛り上げた白い乳房がピンク色になり、次第に紫色に肌の色が変わる。
大きな乳房は根元からきつく縛り上げられ、
それにより血の巡りが悪くなるからだ。
まるで、たわわに垂れる千切れそうな葡萄のようになった。
当然、乳首も紫になる。
俺は思わず、歯で食いちぎりたくなるような衝動に駆られる。
縛り上げ、余った長めの縄を利用しながら、
更に、もう片方の乳房も同じようにキリリと根元から縛り上げ、
背中に回して固定する。
二つの乳房の根元に縄を通わせ、それを肩に通して首に掛ける。
こうなると乳房縛りが完成する。
さて、いよいよ今日のメイン・イベントが行われる。
パンパンになった佐恵子の紫色の乳房を縄で天井から吊すのだ。
佐恵子の胸の前の縄の結び目に、別の太く吊す縄を縛り、
それを天井の梁に通して降ろし、
垂らした縄をゆっくりと引き上げ、佐恵子の身体をブラリと宙に吊すのだ。
これは、工場で、重い荷物を高い鉄骨の上に取り付けた滑車を利用し、
手で縄を巻き上げ、チェーンを引き上げると、
ズルズルと荷物が少しずつ上に上がっていく作業に似ている。
大きな乳房がキリキリと巻かれた縄で、白い肌は紫色に変わっていた。
「いくぞ、佐恵子」
「あん、はいぃ・・ご主人様」
手を後ろに回し縛られた佐恵子の胸には、縄がきつく縛られ巻かれている。
その姿は、大きな西瓜が胸からぶら下がっているように見える。
何ともそれは猟奇的で、エロチックな光景である。
俺がぐいと縄を引くと、佐恵子の上体は思わず爪先立つ。
(あんっ!)
思わず佐恵子が叫ぶ。
更に縄を肉と、ピンと張った縄の先に佐恵子の乳房が伸び始める。
あの形の良い乳房は醜く変形するのだ。
乳首さえも小さな葡萄のように紫色を濃くしていた。
大きな佐恵子の乳房は肉塊のように固くなり、
俺は一気にグイと縄を引いた。
「きゃぁ!!」
と叫んで佐恵子が宙に浮いた。
キリキリとゴムのように伸びた乳房に吊られ、
佐恵子の身体も同時に宙に浮いた。
胸を反らし、歯を食いしばり耐える佐恵子の額には汗が滲んでいた。
痛みに耐え、死にそうな苦痛を堪えている佐恵子を見て俺は興奮していた。