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ゼビア・ズ・ストーリー
【ファンタジー 官能小説】

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双星の魔導師-5

「怖いから跨るなっ」

「いちいちうるさいわねぇ、少し黙んなさいよ」

 リンは文句を言うアースの服を脱がして首筋に顔を埋める。

「……っ」

 アースは首筋を舐め上げられビクリと反応する。
 ヤられっぱなしも悔しいので背中に手を回して服の上から背筋をなぞる。

「ん……」

 甘い声を出したリンの息が首筋に触れ、背中がぞくぞくした。
 そのままワンピースのファスナーを下げ肩から服を脱がす。
 露わになった下着姿のリンは90歳を超えているとは思えないほど艶やかだ。

「……綺麗だな……」

 素直に感想をもらすアースにリンは少し赤くなる。

「あら、嬉しいわね」

 2人はちょっと視線を絡めると、唇を重ねる。
 余計な事は考えずに今はこの行為に没頭しよう、とアースはリンを抱きしめる。
 ブラのホックを外すと豊満な胸がブルンとこぼれ落ちた。
 それを下から持ち上げるようにしてフニフニと揉むとリンはむず痒そうに躯をくねらす。

「ん……中々…上手じゃない……」

「お年頃だからな」

 色々と勉強してますよ、とアースは冗談めかして言い、乳首を口に含む。

「あ…ふっ」

 口から洩れる甘い声は甘美な刺激になる。
 もっと聞かせろ、と言わんばかりにアースの愛撫は激しくなる。

「んあぁ…んっ…やだ…気持ち…い…」

 意外にも巧みな愛撫にリンは喘ぎ続ける。
 アースはさわさわと片手を下に滑らし、下着の上から亀裂をなぞる。

「……濡れてる」

 クスっと笑ったアースは下着の役目など既にしていない布の脇から指を入れるとトロリとした蜜を絡める。
 その指で淫核を探り出すと細かく震わせた。

「っあぁっ」

 腕の力が抜けたリンは胸でアースを押しつぶした。

「っぷはっ…殺す気かっ」

 驚いたアースは体を捻り、上下入れ代わる。
 リンは覆い被さるアースを下からとろんとした目で見上げた。

「あんだよ?」

 熱が冷めないようにリンの躯を撫でながらアースは怪訝な顔をする。


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