禁じられた恋と性(2)-4
「いいよ、私も逢いたかったし、ところで今は何処?」
「学校が終わって、今歩きながら家に帰るところなの」
「家は良いの?」
「大丈夫よ、お母さんには、お友達の所へお泊まりって昨日言ってあるし」
「あは、そうなんだ・・気が早いな」
「だってパパと逢いたいんだもん、トモミ」
「わかった、ではいつもの場所で、会社が終わったらそこへいくから」
「ありがとう、パパ・・嬉しい」
「ところで、トモミ、何かあったの?」
「うーん、どうかな」
電話の中でトモミが笑っていた。
「あのさ、トモミはパパに甘えたいのじゃないかな、違う?」
私は笑って言った。
「あん、そうなのトモミね、身体の気持ちよさが分かってきたの、パパと・・」
「そうか・・うん」
「うふふ、うん、そうなの、恥ずかしい・・」
「では、その日に新しい技を教えて上げようかな」
「あん、嬉しい・・パパ大好きよ、ありがとう」
丁度その時に、近くを誰かが来る気配を感じた。
「うん、じゃあ、忙しいから電話を切るよ、またね」
「はーい」
その人の後ろ姿を何気なく見ながら、私はトモミとの電話を切った。
久し振りに私は嬉しかった、トモミに週末に逢える。
トモミを抱ける。
そう思うとズボンの中でペニスが活動し始め、
私はまだ仕事中なので、それを抑えるのに一苦労した。
部屋に戻ったとき、私は若い女性社員の身体を何気なく覗いた。
彼女は可愛い女性であり、いつも甲斐甲斐しく動いている。
その彼女のヌードを連想し、プリプリした身体にトモミを重ねると、
再び抑えていた欲情が起き、暫く私は仕事が手に付かない。
最近、大胆になってきたトモミの白い裸を思い出していた。
週末になり、私はその場所に行ってトモミは待っていた。
「ごめん、待ったかな?」
「ううん、大丈夫よ、無理言ってごめんね」
「いいさ、私も逢いたかったから」
「嬉しい・・」
いつものラブホテルの部屋にはいると、
トモミは袋から出し、手に持っていた綺麗な箱を私に差し出した。
「パパに、これを一緒に食べて欲しいの」
「おや、これは何かな」
「開けてみて、トモミが始めて作ったお菓子なの、
美味しいかどうか分からないけれど」
「へえ、トモミちゃんが作ったんだ、どれ見て良い?」
私は時々、トモミに「ちゃん」付けで言うことがある、
それはトモミが本当に少女の顔になり、
それに相応しいと私が感じ、無意識にでる言葉だ。
多分、セックスではその言葉は出ないだろう。