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禁じられた恋と性
【女性向け 官能小説】

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禁じられた恋と性(2)-5

「うん、見てパパ、パパの為に作ったのよ」
「そうか、ありがとう」

トモミは、本当の17歳の愛くるしい少女だった。
その時のトモミは、大好きな人にあげる嬉しそうな少女の顔だった。
私はこの顔が好きだ、眼がキラキラして輝いている。

そのトモミを、私は彼女を愛欲とセックスの虜としている。
このギャップが、私には溜まらない快感として感じるのだ。

しかし、本当ならトモミは私などではなく、
彼女に相応しい年相応の友達等とはしゃぎ、遊び青春を謳歌すべきなのだろう。
だが、始めに私の胸に飛び込んできたのはトモミだった。
だから、それが私は嬉しいのだ。

私はテーブルの上にある箱の蓋を開けた。
そこには色とりどりに綺麗に飾ったお菓子が並んでいた。
私は嬉しかった。
トモミの手作りを食べるのは初めてだった。
私は一つ手に取りそれを口にした、確かに美味しい。

「うん、これは美味いね、綺麗だし」
「そう?良かった、トモミ嬉しいな」
「ね、ところでトモミ、どうやって作ったの?始めて?」
「うん、お母さんに少し教わりながらね」
「お母さん?・・大丈夫?・・私とのこと、怪しまれないよね」
「勿論、大丈夫よ、お友達の誕生会のプレゼントって言っているし、
それにね、私達の親子は仲が良いの」
「へえ、そうなんだ」

私は早くトモミを抱きたかったが、少し我慢した。
これから抱こうとする少女の、優しい気持ちを大切にしなければいけない。
そう思った。時間は充分にある。


部屋に備え付けのポットでお湯を沸かし、お菓子を食べ紅茶を飲む。
これから始まる一戦にそなえ、それは寛ぎのひとときだった。

女の子はこういう時間を大切にする、好きな人には甘えたいのだ。
好きな人に最高のプレゼントをする。
それは自分で作った物や、買った物などその時による。
最高のプレゼントとは、私にとってはトモミ自身なのかもしれない。

それから私はおもむろにズボンのポケットから小箱を出した。
「実はね、私もトモミの為に用意しているんだよ」
そう言って、その小箱をトモミの前に差し出した。
「わっ・・嬉しい、なんだろう?」
「開けてごらん」
「うん、見るね」


トモミは子供のように喜んで表装紙を取り、蓋を開けた。
「わー、可愛い、これイヤリングね」
「そうだよ、気に入ってくれたかな」
「うん、ありがとう、パパ・・トモミ嬉しい」
「そうか、じゃあ良かったね」
「嬉しいわ、トモミ・・やっぱり二人気が合うよね」
「そうだね、トモミが喜んでくれて良かった」
「パパありがとう」

トモミは私に飛びつき、抱きついた。
彼女は香水を付けていないが、若く甘い少女の匂いがする。



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