禁じられた恋と性(2)-3
(このまま、この娘を失いたくない・・)
もし、トモミが、その時まで、今と同じように私を愛していてくれれば・・
私の浮気が、ばれることなく続いていれば・・
そんな思いが私の心の中で芽生えていた。
トモミは淫らな女になった、そのようなトモミにしたのは私である。
私の数々の女性遍歴で学んだ全てを、ゆっくりと・・
少女のトモミに丁寧に、慎重に優しく、
少女の肉体を少しずつ雪が解けるように、私の手で、私の舌で、私のペニスで。
私の甘い言葉で誘導し、彼女にセックスの喜びを教えるのだ。
私の舌が、トモミのクリトリスを這い、淫唇を丁寧に舐めしゃぶり、
潤ってから彼女の膣に、(始めて)ペニスを入れたとき、
トモミは痛みに耐え、涙を流し、膣から純血を流した。
それは少女のトモミが処女を失う、決別の儀式だった。
始めトモミの膣は狭かった、
私のいきり立った太いペニスはキリキリと彼女の中に入っていった。
しかし、声を殺して彼女は私にしがみついて耐えていた。
私はそのとき、しっかりとトモミを抱きしめ、キスをした。
私に抱かれて泣きながら、嬉しそうに私を見つめる眼。
私はその濡れた眼をみて、心が震えた。
そのトモミの私を見つめる眼が、
母のような慈愛に満ちた眼差しだったからだ。
彼女は不思議な少女だった。
私はそのときトモミという少女の処女を奪った喜び、
というよりも
彼女の、これからの若い人生を与えられたような気がした。
心の中には、むしろ神聖な気持ちさえ感じていたのだ。
そのときから・・トモミは私の掛け替えのない人になった。
トモミと初めての契りから、10数回目の逢瀬になるだろうか。
その日は何故かトモミから是非逢いたい、という連絡が入った。
週末の午後に、仕事中にトモミからの携帯電話が鳴った。
慎重な私は携帯には、トモミとは別の登録名にしてある。
その日は、何故か珍しくトモミから直接に電話を掛けてきたのだ。
大体、私達は普通メールでのやり取りにしている。
私は携帯電話を持ち、仕事の振りをして部屋を出た。
周りに誰も居ないのを確認してトモミと会話する。
「お待たせ、トモミどうした?こんな時間に珍しいね」
「うん、ごめんね・・お仕事中なのに、逢いたいの、週末、だめ?」
私達はその週末は、特に逢うという約束はしていなかったからだ。
若い娘と毎週末に逢うわけにはいかないので、
正直、私には嬉しい誘いだった。