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Crimson in the Darkness
【ファンタジー 恋愛小説】

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Crimson in the Darkness -再会-T-5

「あ、ヒューイ。……と、アークさん」





オレはおまけ、か? 失礼にも程があるな。





「あ、十字架貰ったの? じゃ、今から仕事の話だよね。一緒に行こうかな」





書類をファイルに直すと、リアナはヘラヘラと笑い始める。さっきまでの表情が嘘みてぇ。





「大丈夫か?」



「大丈夫だよ」





どこか心配そうにリアナを見るヒューイが気になったりもしたが、あんまり部外者が口を出すべきでも無いかと思って黙っておくことにした。



そこから然程離れていない一室に通された。



小さな応接室の様な部屋。2対の2人掛けソファとローテーブル。そして、窓際には先客がいた。





「シリウス」



「あ、久し振りー、ヒューイ。リアナちゃんも元気そうだね」



「お久し振りです。シリウスさん」





茶色い髪の好青年そうな男がリアナとヒューイに軽く挨拶した。





「アーク。これはシリウス・ローレン。ここでのお前のパートナーになる」





ヒューイが簡単に説明すると、シリウスは不満そうに口を尖らせた。






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