〈美味なる者〉-28
(お、お願いやめて!!やめてぇぇ!!)
陥落した肛門は全てを諦めたように、新たに注入される粘体を止めようともせず、浣腸器のシリンダーに任せたままに生卵を飲み込み、オヤジ達の期待通りに噴射を繰り返した。
その最中にオヤジが射精を終え、また新たな肉棒が幼器を貫く。
目まぐるしく少女の股間は玩具にされ、それでも泣き叫ぶ事しか出来ない紗季の表情はカメラに記録され、欲情したオヤジの性器が擦り付けられていた。
(た…助けて……ママ……パパ……)
次々と新しいオヤジ達が紗季の身体を跨ぎ、欲望が欲するままに性器を結合させて、まだまだ小さな子宮の内部を精液で溢れさせていく。
肛門への虐待も言うに及ばず、排泄が終わらぬうちに浣腸器が肛門を塞ぎ、新鮮な生卵が注入されていく。
『卵の中に糞が混じってきたよ?皆が見てるのに恥ずかしくないのかなあ?』
『ふぅ…スッキリした……誰かヤラないかい?』
肛門から汚物を絞り出しながら性欲処理の為に使われている紗季を、オヤジ達は嬉しそうに見下ろしていた。
清純が売りのアイドル。その無垢な輝きを放つ美少女が今、股間を拡げて肛門から汚物を噴き出し、変態極まるオヤジの群れに蹂躙されているのだ。
作り物でもなければヤラセでもない。
咽せるような男汁の青臭い臭いと、自ら排出した排泄物の異臭に包まれた、目を覆いたくなるような惨事の最中で泣き叫んでいるのだ。
TVやDVDで見せた笑顔も、透き通るようなお菓子のような可愛らしさも、今は見る影もない。
オヤジ達の毒牙に掛かり、なす術なく破壊されていった少女達と何ら変わらぬ、ただの小さな牝だ。
『約束通り、紗季ちゃんのケツ穴に……ウヒヒヒ………』
「!!!!」
突然、紗季の肛門は強烈な圧迫感と、裂けるような痛みに襲われた……とうに心身は限界を超えていたが、それでも泣き腫れた目は見開かれ、全身の筋肉は硬直した。
「も"があ"ぁ"ぁ"ぁ"ッ!!!」
驚き混じりの悲鳴をあげる紗季の、ガチガチに固まった尻肉の割れ目の中心に、オヤジの狂った肉棒が突き刺さった。
それはもはや、紗季の全身がオヤジ達に食害された事の烙印でもあった。
『く…うぅ!!これは絞まりが……』
「が…ぎぎぎ……!!」
先程の、幼器に走る激痛とは別種の“痛み”が、紗季の全身を駆け巡った。
想像だにしえない変質者のオヤジ……その集団が自宅を乗っ取り、くだらない性欲を満たす為だけに自分の身体を縄で縛り、口を塞ぎ、あまつさえカメラで撮影までしてレイプに及ぶ……変態行為の強要、身勝手な性行為、それに対して何も出来ない自分……味わった事のない怒りや悔しさが紗季の脳を掻きむしるが、それすらぶつける術もない……麻紗美・里奈・萌・オヤジ達に慰み者にされた少女達全てが、同じ感情に支配されたまま、結局は何もかも蝕まれていく。紗季もまた、紗季の《女性》が喰い尽くされていくのだ……。