ペナルティ・ゲーム2-7
「よしよし…。痛くない?」
恵理が満足そうに聞いてくる。
「はい…。痛くはないけど…。」
「けど…?なぁに?」
「動けないから…ちょっとツラいかも…。」
「そう?大丈夫よ。気持ちよくしてあげるから。あ、これも着けなくちゃね。」
恵理はアイマスクを取り出し、康太の視界も奪った。
「ぅぅ〜。もう訳わかんないよ…。」
「さぁ、準備完了!」
戸惑う康太をよそに、喜ぶ恵理。
「じゃあ、始めるわよぉ〜!楽しみ〜っ!康太くん、正座できる?」
「はぁ。なんとか…。」
康太は後ろで手足を繋がれたまま、体を起こした。
「じゃあ、『罰ゲーム』始めるね!」
恵理が康太の耳元で宣言した。
康太は、ゴクリと唾を飲み込み答えた。鼓動が速くなるのが分かる。
「は、はい…。」
「フフフ…。今日のはちょっとツラいかもね…。」
「ぇっ…?」
次の瞬間、康太の股間にヒンヤリとした感覚が広がった。
「!ぅあっ…!何…!?」
「ウフフ…。ローションよぉ。気持ちイイでしょう?」
恵理が康太の肉棒にローションをこすりつける。康太は暗闇の中、突然の感覚を与えられ、反応してしまう。
濡れた水音だけが康太の耳に響いた。
ヌチャッ…ヌチャッ…
「んっ…ぁっ…はあっ!」
「どぅ…?暗闇の中でおち○ちんイジられちゃう気分は…?」
「はっ…、先生っ…!コレやばい…!」
「康太くん、またお汁が出ちゃってるわよ…。」
「先生っ…!もぅっ…!」
康太が絶頂を伝えようとした瞬間、恵理は手を離した。
突然与えられ、突然奪われる快感。康太は間近に迫っていたものを奪われ、呆然とした。
「…はぁっ…!先…生…?何で…?」
「まだイカせてやんない。」
「…そ、そんな…。」
「だって『罰ゲーム』でしょ?」
「だってこの前は…。」
「この前は初回のサービスよ。今日は罰らしくしないとね。あはは!」
康太には恵理の顔が見えていないが、あのサディスティックな微笑みが目に浮かぶようだった。