投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

ペナルティ・ゲーム
【その他 官能小説】

ペナルティ・ゲームの最初へ ペナルティ・ゲーム 7 ペナルティ・ゲーム 9 ペナルティ・ゲームの最後へ

ペナルティ・ゲーム2-2

「…うっ…。」

「フフフッ…。やっぱりねぇ。康太君は恥ずかしい姿見られて感じちゃう、ヘンタイさんだもんね〜?アハハッ!」

「そんなっ!違うよっ!た、ただこの前の仕返しを…。」

「康太君、あの日から増えたんじゃないの?」

 恵理は康太の言い訳など、全く聞こうとしない。恵理はあっさりと、会話の主導権を握ってしまった。

「増えた?って何が…?」

 恵理はニヤニヤしながらそっと答えた。

「オナニーの回数。」

「…!…」

 康太の顔から血の気が引いていく。この家庭教師は何でそんな事を知っているのか。いや、そんな事、彼女が知っている訳がない。すぐに否定すればバレずに済んだかも知れなかったが、康太は明らかに動揺し、つい顔を逸らしてしまった。

「あ〜!やっぱりねぇ!アハハッ!康太君のエッチィ〜!」

 康太は顔を真っ赤にして黙っている。

「あ〜、ゴメンね。ちょっといじわるし過ぎちゃったかな。まぁ、健全な高校生ならしちゃうわよね。」

「…う〜。それで、どうなの?リベンジのチャンス、くれる?」

「…ん〜。わかったわ。やりましょう。」

「よ〜し、頑張るぞ!」

「でも、この前と同じじゃつまらないから、勝負の形を変えましょう。」

「?どうするの?」

「私の教え子で、康太君と同じ学校の子がいるのよ。その子と点数を競うのよ。」

「え〜?そいつ誰?頭いいの?」

「康太君と同じクラスの、鈴木 静香ちゃんよ。」

「マジで!?あいつかなり頭いいじゃん!キツいよ〜!」

「大丈夫!英語だけなら勝負になるわよ。康太君、かなりできるようになってくれたし。彼女には勝負の事も伏せておくから。」

「でもなぁ…。」

「イヤならこの勝負、やめるけど?」

「や…やるよ!それでいいから!」

「よし、で、負けた方は…」

「相手の言う事を何でも聞く!」

「じゃあ、頑張ってね!」

 こうして2人の再戦が決定した。しかし今度の勝負にはもう1人、攻略しなければならない相手がいる。鈴木 静香。クラスでも、いや、校内でも成績優秀で有名な彼女に勝つのは、容易な事ではない。だが、恵理のお墨付きもあり、英語だけなら勝負になるかも知れない。康太はそれを信じて試験に挑むしかなかった。
 一方、恵理は既に罰ゲームのシナリオを考え始めていた。康太を弄ぶ光景を想像しながら…。



ペナルティ・ゲームの最初へ ペナルティ・ゲーム 7 ペナルティ・ゲーム 9 ペナルティ・ゲームの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前