EP.6「おめでと。ホントに、おめでとう」-9
「姉ちゃん・・・」
「し、信之介?!うあぁっ!」
信之介の指が一気に中に入り込んできて、膣内の襞が侵入を拒む様に蠢く。
「くぅ・・・い、たぁ・・・!んぐ、うっ、あぁ・・・!」
怖かったけど、信之介の手がどうなってるのか確認したくて、恐る恐る見てみた。
(うぁ、入ってるよぉ。信之介の、わ、私の、中にぃ・・・)
親指、小指、薬指、あとは中指。
人差し指だけが見えず、根元から手の平に向かって透明の液体が線を描いていた。
「やぁ・・・あぁんっ、駄目ぇ、信之介。私、こんなの・・・超、恥ずかしいぃ・・・」
「したいのって聞いたの姉ちゃんだろ。だから、最後までやらなきゃダメだ」
「早く、抜けよぉ、痛いの・・・ちょっと、マジでぇ・・・!」
抜いたかと思ったらすぐ差し込んで、また抜いては差し込むのを繰り返している。
完全に調子に乗ってるな、信之介。生意気なのよ、姉ちゃんをこんなに・・・
指よりもずっと太い感触が、私のそこを叩いた。
細長くない・・・骨っぽく無いから指じゃない、じゃあこれは何・・・?
「ひッ!」
いつの間にか下半身を丸出しにして、信之介の肉棒の先端が、私の割れ目に触れている。
皮がずる剥けになってて、真っ赤な桃みたいな形をしている。
こ、これをどうしようっての。
まさか、やらないよね。私の大事な場所に、指みたいにずぶずぶってしないよね・・・?!
やだ、怖いよ。指でも凄い痛かったのに、何倍も太いそれじゃ私どうなっちゃうの?!
「・・・怖い?」
「馬鹿言うな!姉ちゃんがお前に怖いなんて言ったこと、あるのか!」
「じゃあ、大丈夫だな」
指でそこを拡げられて、堅くて湿り気と熱を帯びた堅い物が入り込んでくる。
そ、そんなあっさり入れちゃうの、信之介。
喜んでくれたっていいじゃない、ねえ。
−俺・・・姉ちゃんが好き。大好きだ。だから、エッチ出来てとっても嬉しいよ。
・・・やっぱりいいわ、このままストレートに挿入してくれた方がいい。
「あぅうっ!!」
信之介に腰で突かれて、鋭い痛みが広がった。
あまりの痛みに叫びそうになったけど何とか堪えた。
でも、信之介は構わずに腰を突き続けて、私のお腹を貫こうとしてくる。