エセお嬢様と下着泥棒-4
それから数日後…。
下着泥棒は更に変態な牙を剥いて来ました。
わたくしが学校から帰って、一人で家にいると家の電話が鳴りました。
「はい?真下です」
部屋着のスウェットの上下に着替え終えたわたくしは居間で電話を取りました。
「麗子ちゃんかな…」
ねっとりした声が受話器の向こうから聞こえて来ました。
「は…はい?」
もしかして…。
訝しげながら答えるわたくし。
「いつも…いつも…ありがとね。この前…お礼の品を届けておいたけど…気に入ってもらえた?」
「あ…あなたね!」
やっぱりです。
下着泥棒さんに違いありませんでした。
「俺の…チンポ…でかいだろ…へへっ」
「変な事しないで下さい!警察に届けますよ!」
わたくしは下着泥棒の下品な言葉にドキドキしながらも。
そんな素振りは出しもせずに言いました。
「変な事ってなあに?」
下着泥棒さんはわたくしをからかっているようです。
「下着を盗んだり…それで…その…」
根が生真面目なわたくしです。
どんな事か答えようとしましたが、さすがに途中で言葉に詰まってしまいました。
「麗子ちゃんのパンティで…センズリこく事かなぁ」
下着泥棒さんはそんなわたくしの様子を楽しむ様に、卑猥な言葉を並べます。
「本当にいい加減にして下さい」
そう言いながらもわたくしの股ぐらはガードルとパンツの中でジンワリと潤み。
全身は既に熱を帯び初めています。
「麗子ちゃんのパンティ最高だよ…今度は脱ぎたてやつが欲しいな」
「な…何言ってるんですか!」
わたくしの脱ぎたてのパンツを…染み付きのパンツを欲しがるなんて…なんて変態なんでしょう。
でもそれは…わたくしも密かに思い描いていた事。
「今度…麗子ちゃんがお風呂入っているの覗きに行っていい?帰りについでに脱ぎたてのパンティ盗むからね」
なんてふしだらな事を堂々と宣言するのでしょう。
「なっ…こ…この変態!」
わたくしは電話を勢いよく切りました。
怒ったふりをして電話を切ったのですが、本当は早く自分の部屋に戻りたかったからです。
部屋に戻るとわたくしは念のためカーテンをしっかり閉め。
スウェットのズボンを下ろし立ったままガードルに包まれた下腹部を押さえました。
下着泥棒さんの発した卑猥なセリフが脳裏に蘇ります。
わたくしはそっとガードルの中に手を差し込みました。
指先がグチョグチョに濡れたパンツの股布に触れ。
ゾクゾクする様な興奮がわたくしを襲います。
あぁ…本当に盗まれたら。
あらぬ想像をして夢中でお股の間を擦ります。