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射精教室/村上絵美子の物語
【学園物 官能小説】

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射精教室/村上絵美子の物語ラスト-1

数日後。

いつものように射精の的となり。
帰ってきてシャワーを浴び終えた絵美子。
「はぁぁぁ…」
その口から漏れるのは溜め息ばかりであった。

大樹と司と関係を持ってしまった絵美子。
他の生徒、特に孝治や善郎には内緒にしておくと言う条件でその後も身体を許していた。
だが…例のメールの送信相手を忘れた訳ではなかった。
そして昨日。
再びのメール。
そしてそのメールには短い動画が添付されていた。
その動画は体育倉庫での事の一部が記録されていた。

「どうしよう」
泣きそうな顔で呟く絵美子。
後悔する事は山積みでどれがどうと言うレベルでは無くなっている。
裕子に相談するにしても。
それでは裕子との約束を破った事をも裕子に知られてしまう。
それでも一人で抱え込むにはキャパを越えている。
初めからそれしかないとは判っていたが。
司や大樹との関係を伏せたまま裕子に相談するしかない…と結論づけた絵美子。
携帯を手にすると裕子の登録番号をプッシュし始めた。


いつものようにお互い貪りあった絵美子と裕子。
そして…。

「そう…また来たのメール、で…何て言ってきたの?」
汗ばんだ顔にうっすら淫猥な笑みを浮かべる裕子。
その顔は恰かも絵美子が困っている様子を楽しんでいるようでもある。

「じ…自分の性奴隷に…なれって」
絵美子も裕子に隠している部分を悟られてはいないかと始終、オドオドとし続けっぱなしではある。

「なってあげれば?性奴隷に」
裕子の赤い唇から漏れたのは楽しげな響きを孕む予想もしていなかった言葉。

「そ…んな」
実は隠し事が裕子には既にバレていて。
彼女はそれに腹を立てているのでは?
そんな考えさえ頭の中に渦巻き、思わず言葉を詰まらせる絵美子。

「冗談よ」
そんな絵美子にケラケラと笑いかける裕子。

「酷いですよぉ」
小さめの瞳を泣きそうに歪める絵美子。
その実、心の中ではホッと胸を撫で下ろしている。

「でも…それなりに腹を括らないとこの問題は解決しないわね、まぁ藤本さんを使うか、私が出張るって手もあるけど」
真剣に考え込む様子の裕子。

「でも…」
絵美子の心に再び大きな焦りが訪れる。
藤本玲子の関与…多分、彼女を生け贄に差し出すと言う事だろう。
裕子の関与…間違いなく脅迫メールの主と関係を持って、それで満足させるつもりに違いない。
確かに解決はしそうだが絵美子の約束違反が明るみになる可能性はグンと上がる。

「じ…自分で解決します!腹を括ります!」
慌てたように裕子に力強く申し出る絵美子。

「そう?じゃあそうする?」
絵美子の意気なりの勢いに押されたように目を丸くする裕子。
「じゃね…」
ボソボソと裕子の考える秘策を絵美子に語り始めた。



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