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みどり
【姉弟相姦 官能小説】

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EP.3「ついてるよ、ここ」-11

「おっおい、それって?!」
「そ。あんたあの後寝ちゃったみたいだけど、食べたくて大人買いしたのよ」

・・・良かった、また連行されなくて。
昔なら叩き起こしただろうけど、寝かしといてくれたのか。姉ちゃん、優しくなったんだな。
・・・しかし本当に好きだなそのアイス。


姉ちゃんは冷凍室を開けっ放しにしたまま、顔に冷気の風を浴びながら袋を開けた。
そして直ぐ様そのバニラアイスに噛り付く。

「んっ、んるぅぅ、んーっ」

・・・やっぱりそうやって食べるのか。
姉ちゃん、わざとやってるのかと思ったけど、本当にその食べ方が好きなんじゃないだろうか。

いずれにしても、姉ちゃんがモゴモゴとそれをしゃぶる様子は物凄くエロかった。


「んふぅ、美味しいっ」


舌なめずりするその仕草も、やっぱりエロい。

「こら、何を見ているそこの変態」
「べ、別に、きたねえ食い方だと思っただけだよ!勘違いすんなって!」
「なーに慌てちゃってんの。あんた、怪しいわね」

姉ちゃんはつかつかとこちらに近寄り、前屈みになり顔を突き出してきた。
や、やめろ、俺をそんなに見つめるんじゃない。叩いたって埃は出ない、いや出さないつもりだ。

「なーんか変な想像でもしてたんじゃないのか?お前」

心臓を錐で貫かれた様な痛みが走った。
だけど、極力それを顔に出さない様にして答える。

「そういう姉ちゃんこそ、そのなーんか変な想像をしてたんだろ。そういうの考えてるから、言葉で出てくるんだ」
「あんた、昼間からおかしいのよね。隠し事でもしてんじゃねえだろうな?」

す・・・鋭い、流石は姉上様。
だが、知らないふりを通せばばれる事は無いだろう。
姉ちゃんを欺くくらいなんて事は無いはずだ。

「無いよ、何も。安心してよ姉ちゃん」
「何の安心よ、キモいなぁ」

姉ちゃんはぽんぽん、と俺の頭と胸を叩いてから笑い、自分の部屋に戻っていった。

「・・・はぁっ、はぁ、はぁ」

自分がずっと息を止めていたのに気付いたのは、その直後だった。
やばかったな、めちゃくちゃ緊張してたらしい。あと少し問い詰められてたら今頃は・・・
でも、あの姉ちゃんが果たして真面目に受け止めるかな?弟が自分でオナニーしてたなんて、笑い飛ばしそうな気がする。

だからって、それを打ち明けてしまったら、もう家族じゃいられなくなってしまう。
姉ちゃんが特にショックじゃないとしても、俺の方が穏やかじゃいられないから・・・・・・


夏休みが急に長くなった様に思えてきた。
こんな気持ちのまま過ごしていたら、おかしくなってしまう。


・・・忘れた方がいいのかもしれない、今夜の事は・・・
そうした方が俺の、そして姉ちゃんの為かもしれない。


〜〜続く〜〜


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