「三角形△ワルツ」-14
「…っく、はぁっ…!
…凌っ、もうやめて!
あたし、帰る!」
「やん、おねぃさんの声、ちょい低くて想像通りっ!」
いきなり言葉を許されたあたしは、パニクッて何を言えばいいのか分からない。
凌の眉がひそまったことで、間違いに気付く。
「…ったく、強情だなぁ。
ほら、リサコ」
「わっ、きゃ!?」
あたしの胸から引きはがされた彼女は、そのまま凌の首に後ろ手でしがみついた。
凌が、ぐいっとリサコの足を広げて持ち…
…えっ!?
この子、アソコに毛が無い!?
やっぱり、剃るのが凌の好みなの…?
あたしがショックを受けている間に、…ずりっ、ずさっ!
凌は彼女を抱えて移動して…べちゃ!
「…ん゛んー!!」
今日一番の屈辱だった。
凌のモノに拡げられたリサコの女性器が、あたしの顔に乗っかった。
ぐちゅ、ねちゃ、と他人の体液が、あたしの顔にまぶされる。
リサコが、あたしのくちびるに自分のクリ×リスを当てているのだ。
「おねぃさん、舐めてぇ〜!
あたしのクリ舐めてぇ!
ほらぁ、さっきあたしがしてあげたみたいにさぁー?」
…っ!?
あたしが?
あたしが女性のモノを舐めるの!?
「珠子さん、御褒美欲しくないんですか?
あとでいっぱい可愛がってあげますよ?
ほら、俺のちんち○でイきたくないんですか?」
あ…、凌の…欲しい…!
凌の、おっきいのでイきたいっ…!
「タマゴちゃぁん、おま○こ舐めてよぉ〜」
若い女性の淫らな匂いが、頭ん中に広がって、頭が真っ白になっていく。
あたしのも…さっきはこんな匂いだったのかな?
じゃあ…味は?
「ひぁん!」
「くっ、締まるっ…!」
…ちゅるん
舌を伸ばして、割れ目を探る。
かすかな塩味。
舌にまとわりつく液体。
…くりゅ、くりっ
見付けた、リサコの…クリ×リス。
甘ったるいオンナの喘ぎ、聞き慣れたはずのオトコの吐息が、交互に降ってくる。
匂いと味と、頭上の二人の声に包まれて、あたしはいつしか、一心不乱に女性器をむさぼっていた。
「タマゴちゃんっ、も、だめ、イッちゃう!
…吸って!
あたしのクリ、吸って、タマゴちゃぁんっっ!
や、あ、イくぅーーっ!!」
「くっ、俺もっ…!
珠子さん、珠子さんっ、イきますっ!!」
ぶちゅ、ぶちゅ、びしゃっ!
あたしの顔に、様々な体液が降りかかってきた。
なんか…放心状態…