「三角形△ワルツ」-12
「ん゛ーっ、んー!」
だめ!
凌、やめて…!
その子と…キスしないでよ!
「…ん、ぁふ、あん!」
凌の手が、若いカラダをなぞっていく。
やだ…!
こんな場面、見たくないのに!
でも…あたしの好きな人が、どんな動きをするのか…。
心配でもあり、興味もあり…目が逸らせない。
あたしは、別にMなんかじゃないのに。
そんなSを煽るような目付きをしたつもりは無かったのに…!
二人は、あたしのせいなのか、本当に気分が乗っていたようだ。
お互い、あっと言う間に秘所をまさぐりあい、舌は体中を這い回っている。
それを、わざわざあたしの広げられた両足の間でやっている。
…と。
「…っん゛!」
リサコの腕が伸びてきて、あたしのアソコを刺激し始めた。
片手間にされるもどかしさが辛い。
ガマンしなきゃいけないんだから、つたない動きも好都合と思えばいいのに、感じる箇所へ腰を無意識にずらしてしまう。
「んっ、はぁ…
見て、凌…、タマゴちゃんのおま○こ、さっきよりどろっどろ」
「ほんとだ、すげー濡れてんな。
珠子さん、彼氏のセックス見て感じてんスか」
「っく、ふぃん…!」
凌の手が、あたしの乳首をつまみ、そのままキツくひねってくる。
びくびく跳ねたあたしのカラダは、明らかに他の二人よりも感度が良かった。
「おねぃさん、やっぱカレシに触られると嬉しいんだ?
妬けちゃうなぁー。
じゃ、すごいの味わわせてあげる」
そう言うと、リサコはギャルの盛り髪を低く下げた。
…えっ、何!?
…っ、あぁっ…!!
女性器を、女性の舌で舐められてるっ!?