優しさに包まれて-3
「我慢、しなくていいから」
その言葉を聞いて、千鶴はもう止めることが出来なかった。
「うっ・・・!・・・・わああああ・・・・っ!」
子供のように、大声を出して、千鶴は泣いた。
野崎の胸に、すがり付いて泣いた。
野崎は、千鶴をそのまま抱いていたが・・・
千鶴の顔を上に向かせると、唇を押し付けた。
「んっ・・・!」
千鶴は驚いて、野崎から離れようとしたが、
更に野崎は強く千鶴を抱き寄せる。
「ふっ・・・んんっ・・・!」
野崎は千鶴の頬を両手で挟み、強引に舌を侵入させる。
野崎のキスは、微かにタバコの味がした。
「だ、ダメっ・・・!」
野崎の、キスを避けてどうにか言った。
野崎は構わず、再び唇を千鶴に押し付けるとゆっくりと口内を舌でなぞる。
千鶴から、どんどんチカラが抜けていく・・・。
「んっ・・・ふっ・・・」
野崎は、千鶴の舌を吸いながら千鶴の胸の膨らみに触れた。
「んっ・・・」
千鶴の体がビクン、と跳ね上がった。
キスをしながら、野崎は千鶴の胸を撫で回す。
「はっ・・・んんっ・・・!」
夫とは、しばらくしていない。
千鶴は、体の熱が上がるのを止めることが出来なかった。
もう、すでに千鶴は野崎を止めようとする気は失せていた。
野崎はブラウスのボタンを外すと、手を侵入させる。
ブラの隙間から手を滑り込ませると、直に胸に触れた。
「やっ・・・!」
「・・・恥ずかしい・・・?」
「は、はいっ・・・」
野崎は、キスをしながら胸を擦る。
「大丈夫、キレイだよ・・・」
そう言って、野崎は巧みに千鶴の胸を揉み解していく。
「はっ・・・はぁっ・・・す、すみませんっ・・・声、出ちゃうっ・・・」
「いいよ、いっぱい出して」
夫とのセックスは一方的で、こんな会話をしながらの
セックスは考えられなかった。