投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

みだ★ゆめ
【ファンタジー 官能小説】

みだ★ゆめの最初へ みだ★ゆめ 31 みだ★ゆめ 33 みだ★ゆめの最後へ

完・スキだよリュウイチ-2

『もっと、して』
「こないだ散々したじゃないか。口から足の裏まで、体の隅々にキスの雨を降らせたろ」

リリスは無視して口を塞いできた。
サキュバスらしくなっても、甘いコーヒーが好きなのと、こういう生意気なところは全く変わらない。

『隆一が悪いの、自業自得。もう過ぎた話だから、蒸し返さないでよね』

・・・こいつには言えないが、あの時は興奮した。
仲直りの為にするエッチというのはなかなかいいものだったな。
だが、その為にわざわざ喧嘩するのは愚かだ。やっぱり波も風も立たない、何気ない日常が一番だろう。

リリスと、ずっとこのまま・・・・・

『ふあ、あふぅ・・・・んん』
「んうう・・・・ふぅ、あ・・・ん」

つながった唇の中で、舌が互いのそれを捕まえようと争う様に跳ねている。
だが、またリリスに負けた。これで何度目だろう。

『隆一ぃ・・・』

俺のシャツを捲り上げて、乳首に触れてきた。
小さく爪先を走らせて、少しずつ堅くなっていく様を見ている。
大体、始まると最初にキスをしてくるのは、一番初めに俺が教えたからかもしれない。

「く、ああ、んんんっ」

もう片方の乳首も刺激をしてきて、左右別々の動きで責め立ててくる。
こうやって、俺が変な声を出したり体を捩らせたりするのを楽しんでいるのだ。

リリスはシャツを完全に脱がせて、更に下も剥ぎ取ってしまう。

『あー、隆一、もうおちんちんガチガチだよ。キスして乳首だけでこうなるなんて、変態』

乳首と同じ様に、指先で鈴口をクリクリといじくっている。
すでに滲み出ている透明のものが指先に付着し、いやらしく糸を引いていた。

『わあー、ホントにガチガチ。えへへ・・・』

横から竿の部分を舐めながら、俺の膨張具合を確かめている。
だが、このままリリスにしゃぶらせるだけというのもつまらない。

「駄目だ、リリス。互いにしてこそのセックスだって教えただろ?」
『うん、覚えてるよ。でも教わったのなんて最初だけじゃん。隆一さ、あんまりエッチした事ないでしょ』

歯を見せて笑うリリスの挑発を無視して、服を脱がせてやった。
どうせお前もそうだろと言い返したって開き直るだけだ。
今はふざけてるんじゃなくて、気持ちの良い行為をしてるんだから、いちいち目くじらを立てている場合じゃない。

それに、今はふざけていてもリリスは快感には素直だ。

『どうしたいの?隆一』

裸のリリスが跨り、顔を近付けてくる。


みだ★ゆめの最初へ みだ★ゆめ 31 みだ★ゆめ 33 みだ★ゆめの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前