性欲処理-3
「もっと、先っぽを・・・ 先っぽを触って・・・・」
胸の先端に手を伸ばす。そこは硬くしこり、尖りきっていた。指先でコリコリと転がしてやる。ミサトさんの体がくねり出す。
ぴちゃぴちゃと卑猥な水音だけが響き続ける。ミサキさんの震えるような息遣いがすすり鳴きに変わっていく。
「ん・・・・んあ・・・・いい・・・・ぃいい・・・・」
つぶやくような声が聞こえてくる。
「夏樹、そのまま・・・・そのまま続けて・・・・」
規則正しいリズムで律動を繰り返す。亀頭のエラが粘膜を擦る度に、ミサトさんの体がくねり悶え続ける。永遠とも思える時間が過ぎて行く、
ミサトさんが体をガクガクと震わせる。もう何度目のアクメだろう。
「ん、んん・・・夏樹、やめないで・・・・続けて・・・続けるのよ・・・・」
ミサトさんが俺を締め付ける。痺れるような快感が俺の体を突き抜ける。俺は狂いそうになっていた。もう何時間もミサトさんと粘膜を擦り合わせ、ミサトさんの狂おしい痴態を見せ付けられているのだ。しかもその間、一度も射精を許されず、性欲処理の道具として働き続けていた。
「夏樹。もういいわよ。最後にあなたもイキなさい・・・・」
外が明るくなり始めたころ、やっとミサトさんの許しがでた。俺は、一気に登り詰めると白濁した精子をミサトさんの背中にぶちまけた。
その後の事をよく覚えていない。簡単な挨拶をして部屋に戻ったように思う。
部屋に戻った俺は、枕を抱きしめ狂ったように自分のものをしごいていた。ミサトさんに性欲処理の道具として使われたことで、俺は完全におかしくなっていた。
思い続けたミサトさんを相手に、抱き締めることさえ許されず、ただ、性欲処理の為に粘膜だけを擦り合わせたのだ。役得と言えばそうなのかもしれない。しかし、俺の胸には大きな穴がポッカリと開いていた。
そして心とは裏腹に男根だけが激しくいきり立ち、びゅくびゅくと震えが止まらないのだ。
「ミサトお! 好きだ!好きだ!好きだ!」
俺はミサトさんに見立てた枕を力いっぱい抱き締め、舌を擦りつけて腰を振った。いきり立った男根をシーツに擦りつけるとすぐに射精感が突き上げる。
「ミサトお! 愛してる! 愛してるんだあ!!!」
びゅく、びゅく、びゅるるる。びゅるるるる。びゅく、びゅく、びゅるるるるるる。
俺は突き上げる激情をぶちまけた。恥も外聞もなくぶちまけた。
「くっそー!!! ミサトお!!! なんでお前はそんなにいい女なんだ! 俺はミサトの為なら、何だってできるのに・・・・・・」
涙が溢れだしとめどなく流れていく。それでも男根だけは、びゅくびゅくとミサトさんを求め続けている。