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営業部長ミサト
【OL/お姉さん 官能小説】

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性欲処理-1

ホテルの部屋に戻りシャワーを浴びる。できることは全てやった。明日のプレゼンテーションで全てが決まるのだ。

会社始まって以来の大型プロジェクトだった。この商権を我々が獲得すれば、世界地図を大きく塗り変えることになるのだ。そして、これほどのプロジェクトを主導したのは、ほかでもない若干29歳のミサトさんだった。

ミサトさんは天才的なビジネスマンだった。利用できる人物を次々と味方につけ、あらゆる手段を駆使して重要人物を篭絡していった。
その手腕は恐ろしいほどに冴え渡り、そして、したたかだった。

ミサトさんのやり方を批判する者も少なくなかった。しかし、プロジェクトの進行に合わせるように批判する者は消え去り、変わってミサトさんは昇進していった。そして2年の月日が流れ、ミサトさんの側に残ったのは俺一人となっていた。

ミサトさんのやり方は確かにビジネスと言い難い部分もあった。重要人物を見定めると、その美貌を利用し、体を惜しみなく提供して協力を取り付けた。しかし俺は知っていた。それだけでは、とてもプロジェクトを成功させることなどできなかった。ミサトさんの天才的な発想と、惜しみない努力があってこその成果だった。俺はこのプロジェクトを成功させたい。ミサトさんにこの商権を獲得させたいと思っていた。

ベッドに入っても寝付けない。明日のプレゼンの進行をもう一度、頭の中で確認していた。枕元の電話が鳴った。時計は24時をまわっていた。

「夏樹?」
「はい。」
「私の部屋に来られる?」
「わかりました。すぐに行きます。」

それはミサトさんからの電話だった。せっかちなミサトさんを待たせる訳にはいかない。俺はあわててガウンを羽織るとミサトさんの部屋へと急いだ。

ドアをノックする。ほとんど同時にドアが開くと、ガウン姿のミサトさんが立っていた。

「入って。」
「どうしたんですか。こんな夜中に?」
「眠れないの。性欲処理をして欲しいの。」
「せ、性欲処理ですか?」

俺の声は、裏返っていた。こんなに美しい女性からそんな言葉が飛び出すことなど、誰が想像するだろう?しかもミサトさんは、仕事にその美貌を利用することはあってもプライベートは恐ろしくガードが硬いのだ。それは、いつも傍にいる俺が誰よりも知っていた。

「そうよ。あなたも大人なら分かるでしょ?」
「そ、そんな!?」

想定外の展開だった。しかしミサトさんの気持ちは、今の俺には痛いほどよく分かる。鉄の女と呼ばれていても29歳の女性が不安でないほうがおかしいのだ。俺はミサトさんの気持ちを受け止める覚悟を決めた。

「ここでいいわ。早くして!」

ミサトさんのガウンが床へと滑り落ちる。俺は言葉を失った。初めて目の当たりにするミサトさんの裸体は、神々しいまでに美しかった。

巨大な胸は少しも型崩れすることなく、その先端で乳頭が天を向いてそそり立っている。驚くほどに引き締まったウエストから豊かに実ったヒップへ滑らかなラインが続き、その光景は震いつきたくなるほど官能的だった。そして、その豊かなヒップから伸びる長い脚は日本人離れした美しさを持ち、唯一体に身に着けた黒いハイヒールが更にそれを引き立てていた。

ミサトさんがテーブルに手を突き、俺に向かってヒップを突き出している。
激しい目眩の中で、ミサトさんの声が聞こえてきた。


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