体を知る-2
『…や……凄い…』
ネットで見た《フタナリとは、陰毛はあまり生えないとされているが、長い間その機能を使わない場合守る為に生えてくる》との記述通り、愛梨のそこにはびっしりと立派な毛に覆われて掻き分けなければ見えそうにない。
浴室で洗う時には、感覚として生えているのを知っていたものの、いざ目の当たりにするとその密度に赤面してしまう。
仕方なく愛梨は、垂れ下がる中心を少し持ち上げながらその密林を両手でどけると現れた、ほんのりとしたピンク色。
『……これが……私の……』
初めて見る女性の部分は、薄いピンク色をして全体的に小ぶりで可愛らしい。
じっと見つめているうちに、透明の液体が小さな穴から染み出てくるとしっとりと光り始めたことに驚く愛梨。
『…なに………?』
気になってその液体に触れてみると、触れた部分を伝ってじんわりとしたものが腰全体に響くのを感じる。
『………ぇ』
その感覚をもう一度感じたくて、確かめるように触れると再びじんわりと腰全体を包む痺れ。
……これは……………
中指を優しく伸ばし、何度か往復するように撫でるとゾクゾクと背中に走り抜ける電撃。
『…んっ…、く…』
触れる度に溢れる蜜は、いつの間にか花園から零れ落ち座っている丸いラグに染みを作っている。
初めて触れる新たな快楽に、止められなくなる指先をただ夢中で動かしながら、頭の中が真っ白になるのを感じた瞬間頭の先へ突き抜けるような一層強い刺激に体を弓なりにする愛梨。