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留守番の夜
【兄妹相姦 官能小説】

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初夏のすれ違い / ココロ編-7

…―「好きなヤツができたって…お前は俺に抱かれるんだからなっ!
カレシなんか作ったら、秘密をバラ撒いてやる…!
くっ、お前のナカが良すぎるんだ!…あぁっ、もうイくっ…!
秘密がバレたら…お前は一生俺のモンだっ…片桐ぃっ…!」

…あたしの秘密は、サクのモノだよ?
脅すのが、あたしのカラダ目当てなのは、分かってる…。
あたしだって…サクのカラダを思い出しながら…こうやって、独りで自分を気持ち良くしちゃってる。

「あ、く、…んぅっ!」

むなしいね、カラダだけの関係。
昔から知ってる同士だもん、今更あたしを好きになんてならないよね。
でも、あたしも、好きな人なんて作らないから…お願い…
…あたしを嫌わないで!

…―「くそっ、変態な兄妹め、お前ら、…キモイんだよっ…!
頭おかしぃんじゃねーの!?」

…っ!
もう遅いかな?
キモい女なんて、ヤるくらいしか価値は無い?
それでもいい、抱いてくれるなら。
あたしのナカは、もうサクのカタチになってるんだよ?
サクの専用にしてよ?
あたしのナカで、サクのせーえきとあたしのえっちなお汁が混じりあってるのに、他の人を思うなんて無理だよ。
サクのこと考えると…
もう…あたし、イッちゃいそうだよぅっ!

…―「お前を脅すヤツに犯されて、そんなによがって、恥ずかしくないのかよ!」

恥ずかしいけど…!
嬉しいの、サクが求めてくれるのが。
荒々しくて、強引だけど、それだけ"欲しい"ってことでしょ?
お兄ちゃんみたいに、"ヒマ潰しの遊び"みたいな抱き方はしないから。
…浣腸や、後ろの開発や、オモチャや、興味本位であたしのカラダを使われるのは嫌なの。

…―「なぁ、アニキいないんだったら、オモチャ借りてくりゃ良かったんじゃねーの?」

「んっ、ああぁっ…!」

でも…サクに挿入れてもらって、更に大好きな…ローターを当てたら…!
あたしが感じて、サクを締め付けたら、サクは嬉しい?
一緒に気持ち良くなってくれる?

…ふらっ、
あたしは起き上がって、ぶち撒けたままのバッグの中身をかき回す。
あった…ローター。
体勢を整えて…動いてないタマゴを当てる。
その左手の指先に、バイブが当たった。
待ちきれないのか、ナカが勝手にきゅんきゅん動いちゃってるんだ…。
右手で、ダイヤルのスイッチを…ゆっくり…

「ふっ、うああぁぁ!」

…ブブブブブ
すごく小さな震えだけれど、きゅうぅっ!とアソコが締まる。
ぶるぶるとカラダが震えはじめて…
こんなに感じちゃったら、バイブなんて怖くて動かせない…。

でも、ホンモノのサクだったら。
きっと容赦せずに突いてくる。
お兄ちゃんだったら、ローターを当てたり離したりして、あたしの反応を見て遊ぶかもしれない。
でも、あたしはオモチャじゃないんだよ?
一緒に気持ち良くなるのが好きなの。


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