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みだ★ゆめ
【ファンタジー 官能小説】

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2・キノウの怖さが消ユ-6

「ここが堅くなる意味が分かるか?」
『そ、そんなの知らないよ!離して隆一!』
「たまには違う言葉使えよ。それとも知らないのか?」
『いじわる、もう知らないからね・・・ん、はぁ・・・』

新しい性癖に目覚めそうだ。
こうして嫌がる相手にちょっと意地悪するのは、思いの外楽しい。
・・・俺だけ楽しんでたらラウムに怒られそうだな。
しかし、サキュバスの奉仕は相手を満足させる、って意味では正解だろう。

「ちゃんと見ろよ、勃起してる自分の乳首」
『いーやーだ!ぜんっぜん、気持ち良くなってないもん!』
「へえ、あくまで認めないつもりか。こんなになってるくせに」
『はあ、あ・・・んあ・・・・!』

リリスの乳首は既に限界まで勃起していた。

『くあ!』

強く摘んで捻るとリリスの肩が跳ねて、俺の顎にぶつかりそうになる。
なかなか反応を示さないので、こうした反射的な動きは見ていて好きだ。

『なんでそんなにやにやしてるの、この変態』
「何言ってるんだ、俺は別に喜んでなんかいねえぞ」
『ウソつき!めっちゃ笑ってるじゃん』

リリスに言われて口元が吊り上がったまま戻せない事に気付く。
俺とこいつは単に肌の色だけじゃなくて態度も正反対だな。

しかし、やればやる程もっと求めたくなる。

「サキュバスは精液がエネルギーなんだろ。腹が減ったら嫌じゃないのか?」
『わ、私、少食だし、悪魔の方が美味しいから。人間の雄って不味いんだよね』

悪魔の雄からも摂取出来るらしい。
まあ、精液の味の違いなんて俺には分からないし、まして比べたいとも思わなかった。
リリスにとっては馴染まない環境に適応するのが大変で、それどころでは無いのだろうか。
俺には黙っているだけで日常でも色々と負担があるのだろう。
こちらが思ってる以上に一人前になるのは大変なんだな。

「リリス・・・」
『ひゃうっ!や、やだ、痛いよぉ・・・!』

耳たぶに歯を立てて、こりこりと擦りながら、お腹を伝い下の口を目指す。
ここを摘んだら乳首以上にいい反応を示してくれそうだ。


『んんッ?!』


期待していた通り、腰が上に跳ね上がった。
摘んだ陰核の根元を爪で刺激したり、先端を引っ張って伸び具合を確かめたりする。
サキュバスの中には両性具有のものもいるらしいので、もしかしたらここが男性器になるのかもしれない。
そんな妄想をしてしまうくらい、リリスの陰核は立派な大きさだった。

『やめ・・・あたま、びりびり、しちゃ・・・ひぁあっあっ』

くどい奴だな。
何度呼び掛けようが、それくらいで俺がやめる程優しくないのは分かっている筈だ。
リリスは肩を震わせながら快楽に酔い痴れている。
もっと抵抗してくるかと思ったが、もう諦めたか。


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