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アキラメル?
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アキラメル?-11

「ハアアアァッ…!アア…!ァッ!アッ!アンッ!フゥ…アァァ…!ハァッ…!」

「ハァッ…!ハァッ…。ゴメン…。中に…。」

「ンンンッ…!大丈夫…です…。先輩のが…欲しかったから…。ハァ…ハァ…アァァ…。」

「美樹ちゃん…。」

「先輩…。ありがとうございました。…大好き…ンッ…。」

 それからしばらく先輩と繋がったまま、熱いキスをしました。
 それは最高に甘く、そして切ない時間でもありました…。
 だって、この唇を離したら、もう二度と…。

 分かっていました。先輩が私とシてくれたのは、先輩にとってはただの遊びだからって事は。一度だけの関係…。後腐れのない割り切った、都合のいい女。先輩は私の事をそう思ったんでしょう。
 でも、それでいいんです。私の方から望んだ事だし、私もこれで先輩を諦めるつもりだったから…。



 それから2ヶ月後、私は会社を辞めました。都合退職です。
 これからは健康に一層気をつけなければならなくなってしまったのです。
 何故かって?
 だって、もう1人の体じゃないんですよ?
 まだ先輩には話してないけれど、いずれ相談しなければなりません。
 どんな家庭にしていくのかを…。

 先輩、喜んでくれるかな…。


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