玲子お姉様と私【お仕置き×ペット】-1
カードキーを通した先に広がる何十畳かもわからないリビングの正面、一面の窓ガラスに眩しい東京の夕焼け空を見た梨華は、言葉を発することも出来ずにただ圧倒されていた。
この場所は、玲子の父が所有するマンションの最上階。
玲子は高校卒業と同時にこの部屋に一人暮らしを始めていたというのだから驚きだ。
『そんなところに立ってないで、こっちにきなさいよ』
微笑みを浮かべながら手招きする玲子がいるのは、黒い革張りの高級ソファー。
その周辺には真っ白な肌触りのいいラグが敷いてあり、部屋全体がシンプルにシックな色合いでまとめられ、その向こうに広がる夕焼けとマッチして更に高級感を増していた。
『あ…、はい…。なんか凄すぎて圧倒されちゃって…』
恐縮しながら玲子の隣へ腰をおろすと、もじもじとして落ち着きをなくす。
『…梨華、どうしたの?そんなもじもじして…。もっとリラックスして』
スルリ、と着ていた上着のボタンを外し肩まで下ろした玲子は、見る見るうちに顔を赤く染める梨華の反応を楽しみながら徐々に近付いていく。
『顔が真っ赤よ?…熱でもある?』
…駄目、そんなに近付かないで…っ
すぐ隣まで接近して、心配するように眉を下げ、ぐっと顔を近付けるピクッと身体を揺らし俯く梨華は、フルフルと微かに首を振る。
『…そう。ならいいけど…、』
そう言って玲子が一旦離れると、ほっとしたように胸を撫で下ろす。
『でもなんだか変だから、お水持ってきてあげる』
立ち上がりキッチンへ消えていく後ろ姿を見送りながら、自分に起こる変化に動揺する梨華。
…どうしたんだろ私…
なんだか身体がすっごく熱いし…
それに、今日最初会った時より興奮して…
おちんぽがうずうずしすぎてヌルヌルだし…
もうガードルじゃ押さえきれなくなりそう…
ヤバいよぉ…
『はあ…はあはあ…』
段々と荒くなる息と、デニムのスカートの下はちきれんばかりに成長を続ける中心に、緊張と興奮、戸惑いが混ざり今まで経験したことのない事態に涙目になってくる。
その様子を遠目から観察しながら、玲子の唇は三日月に形どり、いやらしい笑みを浮かべていた。