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海藤梨華の卑猥な日常2
【性転換/フタナリ 官能小説】

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玲子お姉様と私【勇気の電話】-1

一夜明け、梨華が目を覚ますとむわっとした性の匂いとそこら中に撒き散らされた白濁の残骸が視覚と嗅覚を刺激した。


『うわ……』


自分でした行為にも関わらず顔をしかめた梨華は、昨日の夜の出来事を思い出しため息をつく。


『はあ…』


またやっちゃったのか私…///


興奮すると理性を飛ばし、満足するまで白濁を吐き出す為、夜の行為を朝目覚めてから後悔することも少なくない為、そんな自分に嫌気が差しながらも仕方ないと諦めて汚れてカピカピになったシーツや身の周りの洗える物を持って、そのままの身体で脱衣所まで行くと全自動洗濯機にそれらを放り込み、洗剤と柔軟剤を入れてスイッチを押した後洗い場に足を踏み入れる。


洗濯機の回る音を聞きながら、少し熱めに設定したシャワーを浴びてボディソープを何プッシュかすると、性の匂いと汚れを丁寧に洗い流す。


『はぁ…』


無意識に口元からもれる2度目のため息。
物心ついた時から今のようなオナニーはしていたものの、昨夜程燃えたのは始めてだったと玲子のことを考える。


『…玲子お姉様…かぁ…。ヤバいな、私…』


恋、という感情とはまた少し違う胸のモヤモヤはきっと、あの綺麗な顔と官能的でグラマラスな身体に異常なまでに反応しているせいだと思い込んでいる梨華は、あの身体に生で触れられるなら何でもするとまで思考を支配されていた。


頭から熱いシャワーを浴びながら、今日も学校があることすら忘れて玲子を求める思考と身体に、ある決心を固めた梨華はキュッとお湯を止めるとほんのりと赤らむ頬を引き締めてお風呂場を後にする。


『………よし、/』


髪を乾かしセットして、完璧なメイクを施して新しいシーツをビシッと敷いたベッドの上、名刺と携帯を両手に気合いを入れる。


『…かけるぞ…//』


小さな数字を目で追いながら、番号をプッシュする手は段々と湿り気を帯びて緊張している自分に気付くが、耳に聞こえる呼び出し音は2コール程で途切れて、次に聞こえてきたのは少し低めのセクシーな声色。


『もしもし?』


ドックン!!!


口から心臓が飛び出すんじゃないかと思う程緊張MAXになった梨華は、慌てすぎてどもってしまう。



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