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海藤梨華の卑猥な日常2
【性転換/フタナリ 官能小説】

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玲子お姉様と私【勇気の電話】-2

『あっ!!あのわわ私、昨日ととといれでお世話になった…!!か、海藤梨華っですっ!!』


その慌てように話し相手はクスリと笑い、


『うん、わかるよ。そんなに慌てなくても大丈夫だって(笑)可愛いわね』


と、穏やかな声で返事をする。


『…あ///はい//つい、緊張して…//すみません//』


少し冷静になってそう返しながら、耳まで真っ赤になるのが自分でもわかる梨華は、相手が見えないのにも関わらず頭を下げる。


『謝らなくていいって。電話ありがとう。…今日はどうしたの?』


どうしたの?と聞かれて初めて、電話をする理由を考えていなかった事に気付いた梨華は、どう答えていいかわからずに言葉を濁す。


数分間、頭を巡らせながら何かそれらしい理由を考えてみるが思い浮かばず、どうしようと半泣きになった頃、玲子がふと提案を持ち掛けた。


『今日、学校はいいの?もし休むんだったら、私行かなきゃいけない場所あるから付き合って欲しいんだけど』


思ってもみない誘いに、一瞬言葉が出なかったが2つ返事で行くと伝えると、玲子は嬉しそうな冗談を含んだ優しい声を出す。


『じゃあ、車で迎えに行くから〇〇駅の西口に11時。遅れたらお仕置きよ?(笑)』


『はっ、はい///』


ピッ、


電話を切ると、緊張から解放された為かどっと変な疲れがきて、バフッとベッドにうつ伏せになる梨華。


徐々に会えると実感が湧いてくると、今度はテンションMAXになり、ガバッと起き上がって枕を力いっぱい抱き締めながら声にならない喜びの声を上げる。


玲子さんに会えるんだぁああっ!!!
きゃぁああっ♪


はたから見れば、完全に恋する乙女な状態にも関わらず梨華の脳裏に浮かぶのは、グラマラスな身体と綺麗な顔に卑猥な妄想。


あの身体をもう一度見れるなんて、幸せすぎるっ!!!


喜びに満ち溢れた視線の先にあったデジタル時計を見れば10時20分。


『ヤッバッ!!!〇〇駅までギリギリの時間じゃん!!!』


今度は青ざめた驚きの表情で、バタバタと必需品をバッグに放り込むと、洗濯が途中な事も忘れて家を飛び出し最寄り駅へダッシュする梨華なのだった―。


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