後輩は性奴隷……7-11
「あぁ……いいぞ」
「ひぐぅっ! んぐぁっ!」
更に指先に力を入れると、膣の中が縮み上がった。
波打つ朱音の中は、躍動を始めた肉塊に圧迫される。
「あんっ! あぁ! イクっ! イかせてください! ご主人様のオチ○ポ様でっ、イかせてっ、くださいぃぃ!」
「牝犬、らしくなっ」
「ひぅうん! わんわんっ! わんんっ! んぁあ! わんっ! わんんんんっっ!」
乳首を捻り上げられながら肉穴で奉仕をし、啼き喚く牝犬。
下から白濁液を打ち付けられ、最高の快感と共に絶頂の先へ飛んでいく。
胸板に倒れ込んだ朱音は、なおも痙攣しながら小さく声を洩らしていた。
「……泊まっていい?」
手錠を外すため後ろを向かせた朱音が小さな声で問い掛けてくる。
「別にいいけど……?」
手が自由になっても此方を向かない彼女の背中に言った。
「ありがと」
朱音は静かに立ち上がり、自分で首の戒めを外す。
「まだ……持ってたんだ……」
「え? ……あぁ」
朱音との思い出が形を持って残っているのは、鞄の中の卑猥な玩具だけ。
「……シャワー借りるね」
纏められた服を手に浴室へ向かう朱音。
さっきはあんなに見つめられていたのに、今は視線を向けようともしない。
朱音の考えていることがサッパリわからず、徐に煙草に手を伸ばした。
何か試されているのだろうか。
あの頃のように抱かれることで、朱音は何がしたかったんだろう……。
結局その答えは、寝る段階になっても不明のままだ。
さっきとはうって変わって、甘えるように添い寝する朱音が俺の思考回路をさらに複雑にさせる。
疲れていたのか、数分後には寝息をたてていた。
なんなんだ、一体。
気色の悪い感覚を持て余しつつも、明日訊くか、と何とか自己完結させた。
スヤスヤと眠りに落ちている朱音の寝顔は初めて見る。
互いの家に泊まるなんて、当時は不可能だったもんな。
少女のような幼さを覗かせる朱音の寝顔。
その顔はまるで……
「…………っ?!」
まるで、結衣にそっくりだ。
そう思った瞬間、得体の知れない悪寒のようなものが走り抜けた。
朱音の顔と結衣のイメージが頭の中で重なっていく。
寝顔は誰にでも似るものなのか……?
自嘲気味の苦笑を呑み込み、俺も夢の世界へ向かうことにした。