6・姉と弟と揺らす腰-7
「雅の乳首、可愛い色してるね。いいなあ、私ね・・・自分の乳首、じゃなくて乳輪なんだけど、嫌いなの。いい形じゃないから」
「お・・・俺は嫌いじゃないぜ、まりなの乳輪・・・んぅっ!」
「ありがとう。でも、いいなあその乳首。自分に無いものって憧れちゃうよね」
俺に、無いもの・・・優しさか?
いや、それも違う。必要だと思うが、まりなはもっと別の何かを伝えたいんだ。
「ねえねえ、雅。そろそろいいかな?ねえ」
「んっくぅっ!」
つんつん、と俺の一物を突いてくる。
まるでいつもの俺みたいだな、さっきから・・・・・
そっか、分かった。多分だけど
まりなが俺に教えたい事って、相手に甘えられる・・・みたいな、そういう意味か?
いつも甘えてばかりだからたまには甘えられるのがどんな感じか、きちんと学べって・・・・
さっき、いきなり態度が変わったのはそういう理由なのか。
ったく、口で言えば伝わるものを。こう見えて意外と曲者だな、こいつ。
「雅ぃ・・・・いくよ、えへへ。うまくできないかもしんないけど、頑張るね」
「お前、もう大人なんだろ。自分からするの初めてなのか」
まりなは少しだけ考えた様な素振りを見せて、はにかみながら顎を引いた。
なるほど・・・ずっと受け身だったのか、じゃあこうして自分からいくのは初めてか。
・・・俺も、相手から甘えられるのは初めてだ。
だからお互い様、ってとこだな。うん・・・
「あ、うぁああ・・・!」
まりなはそれを自分の淫裂にあてがい、ゆっくり腰を落としてくる。
俺の一物はまりなに包まれ、飲み込まれていき、陰毛と陰毛が密着し絡み合っていく。
「入っちゃったぁ、雅の、おちん、ちん」
「い、言わなくても分かるよ、お前、バカか」
「いつも言わせてるくせにぃ・・・」
まりなは妖しげに微笑み、腹を押さえていた手を俺に差し出してきた。
「なんだ?」
「握って。いつもみたいに」
「・・・ああ」
まりなの両手に指を絡めて、しっかりと握った。
ちょっと、いやかなり恥ずかしかったけれど、でも何だか、嬉しかった。
・・・まりなもずっとこんなむすむずした気持ちだったんだろうか。悪い事しちまってたな、ずっと。
「雅ぃ・・・好きだよ」
「な、何だって?」
まりなは顔を真っ赤にしながら、腰を前に突いてきた。
直ぐ様後ろに振ったかと思ったら、また前に突いて、後ろに突くのを繰り返している。