人妻の妄想、そしてラスト-1
それから平日は電話で遊び。
週末は可能な限り一緒に過ごす様になりました。
そして、その一緒に過ごす時間も色々とバラティに溢れ。
とても楽しく充実した時間でした。
ただ正俊くんと過ごす時間が増えれば増える程。
私の心の奥底に潜んでいた様々な願望が少しづつ開放されて行きました。
そして今日はついに正俊くんが私の家まで来ます。
と言っても。
私の家で…と言う事ではありませんが…。
私は正俊くんが前回、用意した格好で正俊くんの来るのを待ちました。
この格好こそが正俊くんが私の家に来る理由です。
服である事には変わりないのですが。
流石にこの格好では電車に乗るのも…と言う事で正俊くんがクルマで迎えくる事となったのです。
今か今かとその時を待っていると…。
私の携帯が正俊くんからの着信を告げました。
私の家の前に止まる正俊くんのクルマ。
私は慌しくクルマに乗り込みました。
格好の事もありますが。
男の人のクルマに乗り込むところなど近所の人に見られる訳にはいかなかったからです。
「珠代さん…」
正俊くんは微笑みを湛えた瞳で助手席に座る私を見つめてきました。
「そんなに見ないで…それより早く出して」
私は顔を赤らめて伏せるだけです。
「あっ!ごめん…ごめん」
正俊くんはハッとした様にアクセルを踏み込みました。
一時間くらいクルマを走らせ。
私の家の近くの山へと向いました。
登山やハイキングをする様な山ではありません。
中腹にはマンションや住宅が立ち並ぶ小さな山ですが頂上に大きな自然公園を持つ山でした。
そしてクルマはその自然公園に向けての道を登って行きます。
いつしか私たちの乗るクルマは公園の敷地内を走っていました。
「ここでいいかな」
奥まった駐車場。
他に止まるクルマのない駐車場で正俊くんがクルマを止めました。
「正俊くん…」
私は薄い笑いで正俊くんに笑いかけました。
そして下半身の方では両手で濃紺のスカートを捲くり上げています。
「珠代さん…」
正俊くんは私の下腹部。
白いレースの透け透けパンティに包まれた下腹部をジッと見つめています。
見つめるだけではありません。
正俊くんは何度も生唾を飲み込んでいます。
私も淫猥な笑みを浮かべ、そんな正俊くんの顔を見つめながら…。
スカートの裾を直しました。
「じゃあ…外に出よっか」
シートベルトを外しながらの正俊くんの言葉。
私はコクリと頷いて応えました。
駐車場に降り立った私の格好。
紺色ブレザーに紺色の膝丈のフレアスカート。
紺色のハイソックス。
本物の女子高生の様にミニスカートと言う訳にもいきませんが。
紛れもなく学生服でした。