5・好きと勝負と苦しい胸-6
「・・・?!」
急にそこから指を抜かれ、顔を触られ強引に横向きにさせられた。
視線の先に歯を覗かせた雅の笑顔があった。
「楽しんでるな、まりな。でも俺ももっと遊びたいな」
「・・・・・・?!」
何か持って私に見せている。
これは・・・・・・マウス?でもそれにしては小さすぎるし、一体何だろう。
「ちょっと雅、それ何?玩具みたいだけど」
「おいおい、お前大人だろ?見た事無いのかよ。まあいいか、そっちの方が興奮するからな」
お尻の穴以外に、私の中に何か異物を挿入されている感じがした。
これは・・・何?
見えないから分からないけど、熱がなくて冷たい感触で、堅くて気味が悪い。
「いくぜ、まりな。もっと叫ばせてやるからな・・・・・」
「み、雅・・・んはぁぁぁぁっ?!」
急に、前の方に鈍い電流が襲い掛かってきた。
たった今挿入されたであろう嫌な感触の物がぶるぶる震えている。
直ぐにでも取り出したいという気持ちとは裏腹に、私の秘芯はそれを銜え込んで離そうとしない。
更に奥深くまで飲み込もうと、襞のひとつひとつ迄が悦びに目覚め初めていた。
「みっ、雅ぃぃっ、何をしたの、あふぅぅ!」
「オモチャだよ。まりなが喜んでくれると思って買ってきたんだぜ」
雅は変わらず手に何か持ってたけど、さっきのマウスみたいな物とは違う。
携帯・・・にしてはちょっと小さい、あれは一体・・・?
「いつまで頑張れるかな、まりな」
「あっ、あぁぁぁぁぁ・・・な、なに、急に、うぅぅぅんっ!」
中に入り込んでいる物が暴れ始めたらしく、そこから快感の波が拡がっていく。
「そうだ、こっちも構ってやらなくちゃ可哀想だよな」
「ひぃんっ!やめて雅、それ以上ほじくらないれぇぇ・・・!」
後ろと前を絶え間なく責められ続けて、全身の毛が逆立ち毛穴から抜け落ちてしまいそうだった。
こ、これ以上責められたらもう、まともな思考じゃいられなくなる・・・!
何故か私の胸は、雅がここに居ると思うだけで苦しくなった。
おかしい、昨日まで考えなかった筈なのに、しかも何でこんな時に・・・?
「あうっ・・・・!」
私は雅に立たされ、まだ着ていたブラウスとブラジャーを剥ぎ取られてしまった。
「悪いなまりな。俺もう、限界みたいだ・・・へへっ。さあ、力、抜いて・・・」
肛門と前の入り口にねじ込まれた異物を取り出されたけど、また直ぐに別の物を挿入されていく。
お尻に、雅の・・・い、一物・・・!
後ろから強く抱き締められながら、敏感な穴をそれで貫かれていく−