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車両連結部分
【痴漢/痴女 官能小説】

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車両連結部分-2

彼は私の耳を甘噛みしながらチュッとキスする。

そしてそれが合図だったかのように彼の指が私の中心を一気に押し上げる。
挿入する指は2本、そこに突起を刺激する親指が加わる。
もうなにも考えられないくらい頭が痺れてくる。
そして2本から3本になった指でジュボッジュボッと出し入れする。

どんどん挿入は早くなり、私はガクガクと膝を震わせて「あぁあ、んんっ……あぁーーーっ」と、絶頂を迎えた。
すぐに彼が自らのモノを出し、達したばかりの私のソコに後ろから挿入してくる。

指とは比べものにならないくらいの衝撃が私の中を電流のように流れる。

私は「あっあっぁんっ…んっ…あっ…」と我慢できずに挿入の度に声が漏れてしまう。
私の隣に居る女の子は自分の指をあそこにあてがい挿入し、とろんとした目で彼を見つめている。

「ん………くっ……」と彼もだんだんと辛そうな声を漏らす。
私は自ら腰を動かしてお尻を突き出し、彼の動きに合わせる。
電車の揺れも加わり、私と彼は一緒に絶頂を迎えた。


少しの間、息を切らしながら私と彼はそのまま壁にもたれていた。

いつもこの後どちらからともなく、後始末をして何事も無かったかのように身支度を済ませ、お互いに下車しバラバラになるというのが日課だ。


しかし、その日。

壁に二人もたれ、そのまま彼の唇が私の耳元に近づく。

そして…


「次の駅で一緒におりませんか…?」


と、吐息まじりに質問が投げ掛けられた。



彼のきちんとした声を聞くのは初めてで、行為のときとは違う体の疼きを感じた。

私はコクンと頷き、それを合図のようにお互いに洋服を正した。


程なくして、次の駅に着き、二人で下車した。
ホームで改めて向かい合う私たち。
お互い初めまして、ではないのに不思議な感じだ。

私は先程までの行為を思い出し、急に気恥ずかしくなり赤面して下を向く。


そして彼は意を決したように、私の目を見てーーー





私たちの物語はここから始まったのかもしれない。





END


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