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車両連結部分
【痴漢/痴女 官能小説】

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車両連結部分-1

彼とは、出勤時に使うこの電車で毎朝逢っている。

同じ車両の同じ出入口。
私はいつも車両と車両の間の連結部分に向かう。
ここが一番落ち着ける場所なのだ。

彼はいつもそんな私を待っているかのように、既にその連結部分に佇んで居る。片手で小説を読みながら、鞄を足の間に置いて壁に寄り掛かっている。
伏し目がちに小説を読むその姿に毎朝見惚れてしまう。
清潔感のある精悍な顔立ち、身長は高く、180cmくらい。さらさらの短い髪の毛もよく似合ってる。


私は彼の名前を知らない。

毎朝この時間、この車両、この連結部分、必ず彼はそこに居るのだ。

私は彼が左手で小説を持ち、右手が空いているのを確認すると、そっと彼に近づく。

そして彼の右手と腕に体をこすりつけるようにして彼の腕を抱き抱える。
まるで付き合って間もない恋人との待ち合わせのように。

この時間、その連結部分にはいつも私と彼の二人以外にも乗客はたくさん居るが、私は構わず彼の右手にからみつく。

彼は左手で小説を読む仕草はそのままに、右手をすぐに私の腰からお尻にかけ撫でてくる。

手はすぐに私のお尻を揉み、割れ目に指を這わす。
服の上からだというのに、私は既に感じてしまっている。
これから起こる出来事を想像するだけで、体が勝手に反応してつま先立ちになりながらお尻を突き出してしまう。

ミニスカートの裾からすぐに彼の右手は中に侵入してくる。
それでもまだ下着越し。
でもすぐに私の一番反応してしまう突起を彼は見つけ、既にコリコリになっている私のそれを少し弾く。
私は「っぁん……」と声を上げてしまう。
そしてすぐに、私の下着の端から彼の指が侵入して、その途端既にソコがヌルヌルになっているのがわかる。
彼はしばらく私の下着の端から指を動かしていたけど、私はそれが煩わしくなり、自ら下着を少し下げてみる。
彼も待てないといった感じですぐに前の方から私の突起に触れてくる。
私は壁に向かってもたれるようにそこに立ち、彼は後ろから私を抱きしめるように覆いかぶさり、私のソコをまさぐる。

もう小説なんか読んでいる余裕は無く、いつのまにか彼のスーツのポケットに仕舞われていた。

周りはこの状況で気づかないはずないが、私たちが毎朝のこの行為を日課としているように、彼らもそれを見るのを日課にしているようだ。
見ているだけに留まらず、中には自慰行為や他にも私たちのような関係なのか、そのときたまたま隣に居た者同士なのかは解らないが、どこからともなく卑猥な音がこの車両連結部分で響いており、淫猥な雰囲気が立ち込めている。


彼の右手はどんどん私の欲しい所をまさぐる。
私は「あぁん…!」と少し大きい声で鳴いてしまうが、そんな事を気にする者はここには居ない。

そして右手で激しく刺激を受けながら、彼の左手は私のシャツの第二ボタンと第三ボタンを器用に外すとそこから胸へ侵入しブラとの間に手を滑り込ませて乳首を優しくなぞる。

私はその瞬間がすごく好きで一層感じでしまう。


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