1・真面目とエッチと寂しがり屋-3
「んん、まりな、ちょっと痛い。もう少し優しくしてくんねえかな?」
「うるさいこの変態!黙ってなさい!」
「お願い、痛いんだ。いつもはもっと優しいじゃないか、なんで意地悪するんだよ・・・」
「え・・・っ?」
急に雅が困った様な表情を見せたので、思わず扱く手を緩めてしまった。
さっきまであんなにへらへらしていたから、急に表情が変わって面食らった。
「んんーっ、そう、それくらい・・・あっ、まりなのおっぱい、やわらけぇ〜」
「嘘ぉ・・・まだ大きくなるの?やだ、堅くなってるぅ・・・」
「へへ、まりながエロい体してるからだな。今まで何人とやったんだ?」
「答える義務はありません!」
「ほら、そうやってすぐ怒るんだから。でも俺は好きだぜ、まりなのそんな所も」
また好き、って言った。
でも雅は私が慌てたり怒ったりする所、つまり反応するのが好きなだけだ。
こうして胸でその小さな一物を扱かせているのも、私がどんな反応をするのか楽しみにしているからだろう。
「私は自分の欲望ばっかり優先する雅は好きじゃないけどね」
「ああん?何だとこのやろう、何か言ったかよぉ」
「ひぐぅぅっ!?」
いきなり乳首を強く摘まれて、思わず仰け反りそうになった。
潰されるかと思ったくらい力強くやられたので、雅の手首を掴んでしまう。
「何するの!ほ、ホントのことでしょう?仕事が残ってるって言ったのに、私を連れてきて!」
「そういうくせしてここはこうなってるぜ。本当は俺としたかったくせに」
「ひぁああ・・・や、やめて、違う、私は・・・!」
雅の細く滑らかな優しい、でも意地悪な指が私の乳首を咥えて、飴を転がす舌先みたいに擦ってくる。
「こんなにコリコリしてんじゃねえか」
「や、やめて!そんな所触らないでよ!」
私はあまり自分の胸に自信が無い。胸、というより頂上といった方が正しいかもしれない。
乳輪が大きくていい形とは思えないのだ。
「まりな・・・ふふっ」
「お願い、やめて。ほ、他はしてもいいけど、ここは・・・」
「なんでだよ、俺は好きだぜ。まりなの乳輪」
「はっあぁっ!」
きっと私が恥じらうのが楽しくて、わざと乳輪をいじくってるんだろう。
これまで経験してきた相手にも言われてきたけど、私はどうしても好きになれなかった。
だから本当は裸になるのも好きじゃない。
「嫌だってば!もう、雅、なんでいつもいじくるの」
「だって、好きだから。嫌いならわざわざいじんねえよ」
「い、いい加減にして!嫌いだって言ってるじゃない!」
雅はやれやれ、とでも言いたそうに肩をすくめた。
そしてようやく乳輪をいじくるのを止め、跨っていたお腹の上から降りる。
「なあ、まりな。そろそろ・・・いいだろ?」
「えっ、あのっ、み、雅?何を・・・あっ」
そして、雅はいきなり私の足を広げた。
戸惑う私に構わず自分のモノを私のそこに当てて、擦る様になぞってから微笑んだ。