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Crimson in the Darkness
【ファンタジー 恋愛小説】

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Crimson in the Darkness -決意-Z-5

「そうですか。それは楽しみにしておきましょうか」





 ついでにこの女にも認めさせてやるからな。弱い、弱いばっかり言いやがって。



 絶対、見返してやる。





****





「自覚なしもいいところだよ? アーク」



「うるせえ」





 翌日の昼間から、シエルが家に来やがった。





「あの娘が居なくなった途端、散らかってるし。リーちゃんってマメだったんだねぇ」





 確かにマメだったかもな。アイツが居候してる間は、キレイに片付いてたからな。





「しかも十字架渡すなんて、本気だよねー」





 コーヒー啜りながら、シエルはニヤニヤ笑いながらそう言った。




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