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ひかり
【兄妹相姦 官能小説】

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EP.FINAL お兄ちゃんと超ラブラブ-9

「痛い!!痛い痛い、お兄ちゃん痛い!!」
「・・・・・・・・・」

我慢していたが痛いという正直な言葉が口から出てしまう。
しかし、それ以外の言葉は何とか飲み込む事が出来たのだった。

やめて、と言いそうになったが、此処まで来てひかりはそれを言うのを躊躇っていた。
言ったらきっと終わりになってしまう、いくら変態でも兄はシスコンなのだから。


「あ・・・はぁ、はぁっ、ああ・・・んん・・・!」

一旦動きが止まり、痛みの波が治まったところで、ひかりは典明を見上げた。
すると、いつもの変態スマイルではなく、キスの時に見せた柔らかい笑顔があった。

「落ち着いたか?」
「ちょっと、だけ・・・痛くなくなった、かも」
「嬉しいよ、ひかり。やっとお前とひとつになれたんだ」
「私も・・・嬉しい・・・よ、お兄ちゃん」

典明はつい欲望に負けて奥まで挿入してしまった事を悪いと思ったが、ひかりが思ったより怒っていないので安心した。
それどころか、自分と同じく繋がったのを心から悦んでいた事を、嬉しく思っていた。

「じゃあ、動かすぞ。痛かったから言ってくれ」
「うん、大丈夫。私、我慢出来そうだから、お兄ちゃんがやりたい様に・・・すれば、いいよ」

自身の痛みに堪えながらも兄を気遣う妹が愛おしい。
苦悶の声を上げていたひかりが瞳に涙を浮かべながらも、精一杯の笑顔で見上げてくる。

「はぁぁ・・・ぁ、ぅぁぁ、ぁふぅ、ぁ・・・ん・・・!」

肉棒を締め付けられる快感が腰に伝わり、腹や背骨を駆け上がって脳にまで響いてきた。

長い間ずっと待ち望んでいた瞬間が、目の前に在る−
その想いが更に典明のピストンを激しくしていく。


「くふぅ、ふぁ、あっ、・・・!ん、ぁあぁ・・・!あっあっ、ぃぃっ、ぁぁ・・・!」


ひかりは最初は明らかに痛そうだったが、徐々に声に艶が混じり始めていた。
腰で突く動きに呼応するかのごとく、喘ぎ声が小さく、だが確かに唇から漏れた。

「お兄ちゃんっ、はっ・・・ぁ、ぁぁっ、んん、おにい、ちゃ・・・ぁっ、ぇぁ・・・!」

喘ぎ声の合間に切なそうに呟く妹の声が聞こえた。
それを見て典明はひかりが苦しんでいないか気になるが、同時にもっと気持ち良くさせたいという想いが込み上げてくる。

「お兄ちゃん・・・わたし、もう、はぁん、すごいよぉ、お兄ちゃん、お兄ちゃあん」

ひかりは痛みと快楽が溶けて混ざり合った渦の中で、藻掻く事すら出来ず、ただ溺れるしか無かった。

「んはぁ・・・・・・ぁ・・・おにぃ、ちゃ・・・」

ひかりの苦悶の表情に少しずつ変化が見え始める。
深く刻まれた眉間の皺が時折少なくなり、ちょっとずつだが典明を見つめる様になった。
典明の中に、自分の行為が妹に変化をもたらしている、という思いが芽生えた。


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