EP.FINAL お兄ちゃんと超ラブラブ-7
「だ・・・だって、これじゃ、あふぅ!気持ち良すぎてっ、お兄ちゃんのおちんちん、うまく・・・触れないから」
「いいんだよ。技術じゃないんだ、気持ちさ。俺の為にしようとしてくれる、それが何より萌えポイントだからな」
一瞬だけ、典明の笑顔がさっきのキスの時に見せてくれた優しい表情と重なった。
しかし、さっきはあのまま甘い雰囲気でいくのかと思いきや、いきなり竿を振りだして自ら台無しにしてしまった阿呆である。
だがまたこうしてひかりをドキドキさせてくる、訳の分からない兄だ。
(なんか忙しいなぁ。私をがっかりさせたと思ったら急に胸を苦しくさせたり、変な人)
指を嘴に見立てて、啄む様に乳首をクリクリと愛撫してくる典明。
「はぁっ、あ・・・ついよぉ・・・っ」
ひかりはその快感に酔い痴れながら、自分の花弁がじんわりと熱を帯びていくのを感じた。
肉棒を握る手から典明の体温が伝わり、自分と同じで気持ちが昂揚しているのが分かった。
下から揉みあげられていやらしく歪む自分の胸を、ひかりは静かに見ている。
典明の手は大きかったがそれでも掴みきれないほど、ひかりの胸も大きかった。
(もう、夢中だねお兄ちゃん。私のおっぱい、そんなに気持ちいいのかな)
今更ながら典明に触られても嫌じゃない事に気付く。
近付かれるどころか声を聞くのも嫌だったが、今は自分の近くにいてくれる事が嬉しかった。
「寝てくれ、ひかり」
「う・・・うん、いいけど」
言われるまま寝ようとする間も、自分の乳房から手を離さない典明に、ひかりは思わず笑ってしまう。
「どんだけおっぱい好きなの、エッチ」
「他の場所をしてもらえなくて寂しいか」
「べ、別に・・・そういうつもりじゃないし」
「お兄ちゃんは優しいからな。知ってるだろ?」
つまらない冗談だ、と思っていたら乳房を掴んでいた指が下に降りていき、ひかりの花弁に触れた。
「あ・・・!」
乳房に吸い付き唾液が擦れる音とは別の、粘り気のある音が聞こえた。
膣内に指先を入れられ小刻みに擦られて、じわじわと蜜が滲んでくる。
「嬉しいだろ、ひかり。おっぱいだけじゃなくてこっちの方もしてもらえて」
「やだ・・・っ、ぐにぐにしないれ・・・」
典明はピンクに染まるひかりの顔をじっと見ながら、人差し指を第二関節まで進ませた。
一気に差し込まず、焦らす様に少しずつ挿入させて、膣内の締め付け具合を味わう。
「まだ処女なのにずいぶんぬるぬるしてるな。分かるか?お兄ちゃんの指、よく動くだろ」
「わ、わかん、ないっ、もん。あ、はぁ・・・ん!」
上だけでも刺激が強いのに更に敏感な場所を捏ね回され、ひかりの体を絶え間なく快感の波が駆け抜けていく。
典明の愛撫は控え目では無かったが、強い痛みを伴う程乱暴でもなく、膣内を自由に蠢いた。