EP.3 お兄ちゃんは超コスヲタ-7
「やぁんっ、やだ、やめろこの、へんた、い、だからやめ・・・!」
「お兄ちゃんとお呼び、いい子だから俺をそう呼ぶんだ」
「嫌だ!誰が呼ぶもんか、あんたみたいな鼻血顔の変態なんか、家族じゃない!」
「いいのか?その鯣顔の鼻血の前で・・・¨絶頂(い)¨ってしまっても」
その言葉を聞いて、ひかりは背筋にゾクリと寒気が走るのを感じた。
まさか、この兄を名乗る悪魔は、自分をそんな目に遭わせるつもりなのだろうか?
「ひかり・・・たまには見せてくれよ、俺の目の前で」
「あ・・・あんたまさか、ずっと覗いてたんだ!」
「お兄ちゃんが妹の自慰を見守って何故いけないんだ。さあ・・・力は抜いて」
典明の太い指が尻の割れ目をなぞり、後ろから秘部に差し込まれていく・・・
「痛い!」
やっぱり変態は知っていた。ストーキングは屋外だけでなく、家の中でも行われていたのだ。
「仕方ないさ、俺とお前じゃ倍くらい指の太さが違うからな。でも、痛みは一瞬だ。お前なら、分かるよな?」
「やめ・・・て、そんな、ちかくで、いわない、でぇ・・・」
典明の手を串刺しにしようとしたが、体にうまく力が入らない。
ひかりの耳を吐息が擽り、力だけでなく抵抗しようとする気持ちすら鈍らせていく。
「ほら、自分で分かるか。ずぶずぶ入っていくぞ」
「ぅぁ・・・くぅ、はぁ、ぁ・・・ぃぁっ、ぇぁあ・・・」
何故、自分以外の指がこんなに気持ち良いのだろう。
加減もそこの具合もどうやればいいのか、自分が一番よく分かっているはずだった。
しかし、この変態は恐らく触るのがほぼ初めてのはずなのに、膣内が奥に引き込む様に勝手に絡み付いていく。
「よく一緒にお風呂入ってたよな、懐かしい。昔は洗わせてくれたのに今じゃすっかりご無沙汰だ・・・」
「ぅ・・・ぁ・・・はぁあ、ぁ・・・ぁう・・・っ」
思い出したくない記憶が蘇り、ひかりの頭に忌々しい映像が映し出される。
(お兄ちゃんおちんちんおっきくなってるよ。なんで?)
(はっはっはっ。ひかりの顔みただけで興奮しちまった)
自慢気に腰に手を当てて、ぶるんぶるんと、まだ可愛げのある状態のイチモツを揺らす幼き兄
あの頃はまだストーキングではなく、スキンシップ程度の可愛らしい触れ合いだった。
ひかりが初めて見たおちんちんはお父さんではなく、他ならぬ兄の典明だったのだ。
(さわってみるか。っていうかさわってくれ、ほら。握って、そう。そのまましごいてくれ。うまいぞひかり、筋がいい)
幼少の頃、既に肉棒の扱き方もレクチャー・・・いや調教されていた。
あまりのおぞましさに今まで奥底に閉じ込めていた、忌々しく汚らわしい記憶。
何故兄を避ける様になったのか、ひかりはその理由のひとつを改めて思いだした。
「ここ?ここがいいのか、ひかり」
激しく中を掻き混ぜてくる典明の指使いに、ひかりの膣内は限界が近付いていた。
(くっ、悔しいっ、こんな変態なんかに、ああっでも・・・私気持ち良過ぎてもう駄目ぇっ!)
一層強く指を突き上げられ、その瞬間、絶頂を迎えてしまう。