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悔し涙が身に染みる……。
【レイプ 官能小説】

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悔し涙が身に染みる……。-12

「うお?」
 直に股で和志のモノを挟むことになった宏美。彼女の頬は羞恥に染まる。おそらく皆スカートの中がどうなっているのかくらいはわかるのだろうから。
「次は聡君の番だね。どうする? なにか命令だす?」
「そうだな……。なにが良いかな? ん〜、なんか栄治やばそうだな。しょうがねえな。達郎、ちょっとトイレに連れて行ってやれ」
「え? それが命令ですか? まあいいっすけど……」
 どうせまたセクハラチックな命令が来ると思った達郎だが、泥酔状態の栄治は確かに介抱が必要と判断し、志保を下ろすと栄治に肩を貸す。
「ちょ、ちょっとちゃんとしまっていってね!」
 慌てた志保が二人の逸物をしまうように言う。
 奈々子はわれ関せずとばかりに新たな椅子を求め、幸一の膝にちょんと座る。
「なんともお優しい命令ですね〜。これがパンツとブラを取り上げた人とは思えません」
「そう思うんなら止めさせてよ……」
 そんな志保の呟きは当然無視。マイクは和志に向けられる。
「そうだな。じゃあ暫くの間部屋暗くしよう。んで、その間は声を出しちゃいけないってのはどうだ?」
「その場合、あたしと聡君は?」
「二人は別にいいよ」
「その間って、どれくらい?」
 宏美は抵抗するつもりも薄れたらしく、彼の手をつねりながら言う。
「そうね、二人が戻ってくるまでかな……?」
「よし、それじゃあ始めようか……」
 部屋の電気が消え、さらにテレビの電気も消されてしまう。
 隣りの部屋から歌声とBGMが聞こえるだけとなり、部屋はしんと鎮まりかえる。
 明かりは廊下からの乏しいもののみで、しかも忍が仁王立ちしているせいでほとんど無い。

 暫くは誰かのため息が聞こえるだけだった。

 そして……、

「……んっ!」
 幸一の膝の上に座っていた奈々子が身体を動かした。
「ちょっと奈々子ちゃん?」
「おい、しゃべるなって……」
 聡の声がそれを咎める。
 だが、幸一としては気が気ではない。
 女の子が膝の上に座っており、自分のモノは露出している。それどころか、彼女はパンティを穿いていないのだ。
 しゅしゅっと布の擦れる音。そして冷たい手が触れる。
 オチンチンが弄られ、その先っぽがじゅるっと濡れた部分に当てられる。
「……くっ……」
 アルコールで多少鈍感になっている彼だが、奈々子が何をしているのかはある程度想像もつくもの。
 ふと彼女の身体が軽くなる。だが、陰茎にはしっかりとまとわり着いてきており、やがて亀頭が何かに含まれる。
「……んっ……あぁ……」
 押し殺した奈々子のため息。温かいものに包まれる幸一の逸物。アルコールのせいでやや硬さが乏しいが、根元まで含まれると、鈴口からじゅるっと我慢汁がこぼれる感覚がした。
「うぅ……」
 突然の快楽に戸惑う幸一。今自分が奈々子と何をしているのかはわかっている。
 だが、それを口に出すわけにもいかない。当然、行為を知られる声も出せない。
 彼女が腰を上げようとしたとき、幸一は奈々子を抱きしめる以外に無かった……。


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