投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

悔し涙が身に染みる……。
【レイプ 官能小説】

悔し涙が身に染みる……。の最初へ 悔し涙が身に染みる……。 10 悔し涙が身に染みる……。 12 悔し涙が身に染みる……。の最後へ

悔し涙が身に染みる……。-11

「さあお待ちかね。志保ちゃんの番だね。でも奈々子ちゃんにしか命令できないけど、どうする?」
「無いわよ」
「それじゃあつまんない」
「じゃあ、後でお願いするから……」
「ふうん。じゃあ後でお願いが命令ね」
「好きにしてよ」
 おおよその流れから保留が命令になるだろうと予想していた志保。彼女は仕方なしにグラスを煽り、喉を焼くような濃さのカクテルを飲んだ。
「さてさて、一巡しましたね。それじゃあまたあたし! えっとねえ、二番目の願いは……」
 忍は一瞬思案気な様子で天井を見ていたが、ガラス戸の向こうに人影を見つけ、やばいとばかりに慌てる。
「ちょっと皆、店員さん来るってば! 早くオチンチン隠して!」
「それが忍の命令かしら?」
 慌てる忍に対して志保はしてやったりとしたり顔。むっとする忍だが、すぐに何かに気付いたらしく、笑顔に戻る。
「そうよ。ただし、女の子がオチンチンを隠してあげてね? 膝の上に座ってあげて……」
「はあ!?」
「め・い・れ・い・よ?
 忍の横暴な命令に対し、一同声をあげる。
 今、男子達は皆陰茎を丸出しにしており、女子はノーパン。しかも佐奈と宏美、奈々子はスカートであり……。
 トントン……。
 扉がノックされる。
 男たちは無茶な提案に妄想を暴走させたらしく、しっかりと反り返らせてしまっており、手で隠すのは困難。
「ほらほら、いいの? 店員さんにみつかったら追い出されちゃうよ?」
 忍はそっとドアへと歩み寄る。彼女はオチンチンを隠すことに協力するつもりが無いらしく、皆が慌てる様子を見ているだけ。
「それじゃあ、栄治君のを隠してあげるね」
 そういうと彼女はスカートをヒラヒラさせながら、背もたれに身体を預ける栄治の膝に座る。
「んふ! すわっちゃった」
 奈々子につられてなのか、宏美は隣りの和志の膝へ、佐奈は聡に抱っこされる。
「志保ちゃんは……」
 幸一が下心交じりに呟くも、彼女は達郎の膝へと引っ張られてしまう。
「あらら? 幸一君の可愛い子がまだ隠れてないよ?」
 仕方なく手で隠す幸一。それと同時に扉が開き、店員がグラスを片手にやってくる。
 女達は皆男の膝に座った恰好。一人うつむく男がいるというおかしな光景。だが、店員としても面倒ごとはごめんと、テーブルにグラスを置くと、そのまま何事も無かったかのようにお辞儀をして部屋を出ようとする。ただ、途中あまりにも散らかった部屋に顔をしかめ、床に投げ出されていた雑巾らしきものを拾い「失礼しました」と去っていく。
「あっ、それ!」
 店員が拾い上げたもの。それは宏美が脱いだ……。
「あーあ……」
 慌てて座ったものだからソファから落ちたらしい。
「あらら、宏美ちゃんのパンツ……」
「うう……、なんてこと……」
 悲く恥ずかしい出来事に頭を抱える宏美。
「取りに行かないと……」
 立ち上がろうとする宏美を和志が引きとめる。
「ちょっと棚橋君ってば、離してよ……。もう良いでしょ? 店員さんもいったんだし……」
「いやいや、だって忍は隠せって言ったんだぜ? 隠してないと……」
「ふざけないでよ。もういいでしょ? 私パンツ返してもらいにいかないと……」
「んふふ、そういえば膝に座ってっていったけど、いつまでとは言ってないもんね。命令にはちゃんと従ってね?」
 にこやかにいう忍に宏美はいらいらした様子で言う。
「だって、トイレとかどうすればいいの? まさかこの恰好で行くの?」
「トイレはいいよ。そこまで鬼じゃないし。でも、この部屋ではあたし以外の女の子は皆男の子の膝の上に座ってないとだ〜め」
「くぅ……」
 苛立つ宏美。彼女の膝下では和志のそそり立つものが太ももに触れており、その熱さとぬるっとした汁が気持ち悪い。なんとか中膝で堪えていたが、それも限界であり、酔いもあってか、和志のお腹にどっかりと腰を下ろす。


悔し涙が身に染みる……。の最初へ 悔し涙が身に染みる……。 10 悔し涙が身に染みる……。 12 悔し涙が身に染みる……。の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前