留守番の夜-7
「…あっという間にイッちゃったね?
あ〜こ、ヤラしぃんだ」
抗議の言葉をあげようとする亜紀子を遮って、貴哉は続ける。
「でも、まだまだこれからだろ?ホラっ!」
…くちゅぷっ!
「あぁっ!?」
中指を、熱くて、ひくひくとうごめいているナカへ差し込んだ…
(すげぇっ…!!)
貴哉は、思わず声を漏らしそうになった。
キツく、熱く、ぐちゅぐちゅで、うごめく妹のナカ。
「やぁ…痛い、よぉっ…おにいちゃん…!」
…!!
貴哉は、嘘だろ!?というキモチ、やっぱり、というキモチ、
やべっ!というキモチ、よっしゃぁ!というキモチ…
とっさに様々な気持ちが、胸に溢れた。
最後に心に残ったキモチは…
「あーこ…優しくシてやるからな…!」
くちゅ…ちゅぷ…ちゅくっ…
ゆっくりと、動かし始める…。
(おにいちゃん…優しくスる、って…
ぁん…でもキモチィ…やだあたし…処女、なのにっ…
んっ…でも…もう、感覚がマヒしてる…
あたしっ…もっと、シて欲しいと思ってるぅっ…!)
この状態を認め始めた亜紀子は、だんだんと声が大きくなってきた。
「んぅっ!あ、はぁっ…んん!!
…くぅっ!…あぁっ!」
「亜紀子…カワイイよ…!
オマエのアソコもぐちゅぐちゅで…かわいい…」
ゆっくりと、亜紀子を寝かせ、貴哉は反転する。
亜紀子は貴哉を見上げた。
きゅんっ…
目が合った瞬間、胸が高鳴った…。
そこには、見たこともない優しい兄の瞳があった。
また、貴哉も、ドキッとしていた。
とろん…とした目で、頬を紅潮させ、自分を見上げる妹。
どうにか顔に出さず、慌てて唇を寄せる…潤んで開いた、くちびるへ。
ちゅっ…ちゅ…んちゅぅ、くちゅ…
ぴちゃ、くちゅっ、ぐちゅっ…
上からも下からも、濡れた音が聞こえる。
甘い唾液をこぼさぬよう、貴哉はすすり、吸い、舐める。
「んむ…んっ…ぁふぅ…んふぅっ…」
亜紀子は、どうしても漏れる声を抑えながらも、必死でキスに応える。
最後に、ぺろり、と一舐めしてから、やっと貴哉は唇を離した。