留守番の夜-4
何度かの亜紀子のカラダの反応で、貴哉はすでに確信していた。
…ぺろっ
「…ふぁっ!」
耳を舐めてみると、大きな反応も来る。
「言わないんなら、調べてみよっかな〜」
「やめてよ、やだっ、ヘンタイ!!」
両手両足で暴れているが、腕の中からは抜け出せない。
ふにっ…
「っ、ひゃぁん!?
なに、するっ…っきゃうん!」
貴哉の左手が、おっぱいを包む。
亜紀子は、気楽なユルいタンクトップに、ショートパンツだ。
どうせ今夜は一人だと思っていたから、露出度は高い。
引っ張ったり叩いたり、ひっかいたりする亜紀子の手をよけながら、左手はふにふにとお山を揉む。
ちゅちゅっ…ちゅ
こめかみ、ほお、耳、首すじ、肩へと口づけながら、貴哉は余裕で亜紀子の反応を見ていた。
亜紀子はと言えば、先ほどの一人エッチのせいで敏感で、叫びながらも息が上がってゆく。
「ちょっ…や、っはぁ…やめっ、んくっ!
…やだ、よぉっ、にぃちゃぁん!」
亜紀子のケータイはとっくに足先へ投げられており、右手はふとももを這いまわり始める。
もう、ぽかぽか兄の手足を叩いても、力が入らず抵抗にならない。
(…こんなことなら、さっき一人でするんじゃなかった…
そうすれば、ちょっとは抵抗できたはずなのに…!)