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下校途中の寄り道
【学園物 官能小説】

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下校途中の寄り道(6)-1

正月も終わり三学期が始まった。しかし三学期は2ヶ月で終わってしまった。
その間にいろいろな事もあったがそれらも解決し、無事3月の始めに終業式を迎える事となった。
正之、順子を含めたクラス全員の進級する事になった。体育館での終業式が終わった後で
クラス全員が教室に戻ってきた。担任の畑中から通信簿や関係書類を貰い、ホームルームは
畑中の号令により終わりとなった。とはいえ正之も順子も忙しい日々が続く事には変わりはない。
正之と順子は共に親戚の結婚式により次の日には両親と共に制服を持って結婚式に出なくてはならなかった。
帰ってきて一週間後には合同の合宿が学校で行われる。サッカー部と陸上部は
県大会進出を決めたからだ。この試合で夏のインターハイに出られるかどうかが決まる。
そのための重要な合宿でもあるのだ。とはいえその前に結婚式に出なくてはならない。
そのため正之も順子もその日はセックスは出来なかった。
正之と順子は自転車でそのまま帰宅の途についた。
「明日から田舎か・・・。まぁ仕方ないか。」
「私もなのよ。」
「来週から合宿だし。なかなか二人で会える時間がないなあ。」
「それなんだけど・・・。」
「何?」
「実は私とお姉ちゃんが帰る日に帰れたらいいなって。結婚式の日っていつ終わるの?」
「確か明日出発してあさってだったかな。」
「じゃ、私の家と同じだわ。そこであまり田舎にいてもしょうがないから
結婚式終わったら家に帰るんだけど帰りに泊まって行こうって。」
「多分その頃には俺も帰れると思うよ。兄貴は彼女と会うらしいしね。
多分別々で帰る事になると思う。いいよ。その頃に会おう。ところでどこに泊まるんだい?」
「駅前のウィークリーマンションよ。ツインのダブルベッドもあるらしいわ。」
正之はまたクリスマス前の倒錯したセックスを思い出した。順子の姉の幸子とその彼氏の
純一とのセックスを見ながらの順子との情事、さらに順子と幸子のレズ愛撫・・・。
考えただけでも肉棒が怒張してきた。
「じゃあさって会おうか。」
「うん!」
「じゃ駅の広場で待っていて欲しい。お互い制服を着ているだろうからわかるかと思う。」
「わかったわ。」
二人はそのまま春の風に吹かれながら自転車を漕いで自宅へと向かった。

次の日、正之は自分の荷物を持って家族と共に家を出た。自分の荷物として
W高指定の学ランの制服と白のワイシャツやその他の着替えを持って新幹線で両親の実家に向かった。
親戚とのあいさつをしてからホテルに宿泊した。
順子もまた幸子を含む家族と共に新幹線で両親の実家に行き、親戚とあいさつした後で
ホテルに宿泊した。順子の手にはW高指定の緑のブレザーとロングスカート、白のワイシャツ、
赤のネクタイを持っていた。
そして結婚式当日に二人とも制服を着て出席した。結婚式は神前結婚式が行われ、そのまま披露宴のために移動し、
披露宴で食事をしたり親戚にあいさつもしたりもした。ビールも1杯ぐらい飲んで
午後4時ぐらいでお開きとなった。正之も順子も疲れはあまり感じていなかった。
この後の事が気になって仕方なかったからだ。とはいえ当時は携帯電話もなく
メールも通話もまだ出来なかったので新幹線の発着駅で会うという事しか伝えられなかったのだ。
親戚から泊まって行ったらと言われるも親が遮ぎられた。
「もう親戚で家は一杯だしもう帰りなさい。駅のホテルで泊まっていってもいいから。」
そう父親と母親に言われて1万円を渡され、正之と兄の和之はそのまま新幹線の駅へと向かい、
そこから新幹線に乗り込んだ。順子と幸子の姉妹もやはり反応は同じでそう言われて
1万円を渡されて新幹線に乗り込んだ。とはいえ正之は東北地区、順子は信越地区からであり
順子達の方が早く駅に着く事になる。
正之は和之と新幹線を待ちながら駅のホームで話していた。


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