妹を睡眠薬で眠らせた-2
(…あぁ、真知子の尻だ)
想像で妹と交わるときに一番興奮するのが、後背位で尻の方から犯すことだった。
これまで何百回、何千回と夢想した真知子の尻を、いま俺は現実のものとして撫で回している。ボリュームのある尻を左右に押し広げながら、尻穴も舐めた。
尻を十分堪能した俺は、もう一度妹を仰向けにし、乳房を愛撫した。
その手を下腹部に回す。心なしか真白い妹の体に赤みがさしてきた。息も少し荒くなってきたようだ。眠っていても体は感じているのかもしれない。
(入れたい!入れたい!)はち切れそうになっている男根。
(…繋がりたい。真知子と繋がりたい!)もはや頭の中は、妹の性器の中に一刻も早く自分の性器を挿入したいだけになっている。
…正常位のままでいい。
局部に手を伸ばし、掌で覆うようにして撫で回した。そして、柔毛を掻き分けながら膣内に指を挿し入れる。そこは少し濡れてはいたが、男を受け入れるまでの潤いはまだなかった。
俺は妹の両足の間に自分の体を割り込ませた。股を大きく拡げ、性器に顔を近づける。 指で会陰を左右に開くと赤く充血した膣穴が見えた。そこに唇を押しつけてしゃぶり上げ、舌を挿し入れる。
「う、うぅ…」
妹はかすかな呻き声を出しながら、身をよじった。
かまわず妹の「女」を、舌の届く範囲で舐めまくる。クリトリスは舌で舐めるだけでなく、歯で軽く咬んだりして刺激した。妹の体に反応があり、愛液が滲み出してきている。
(…もう充分だろう)
(入れる、入れるぞ。…真知子の中に俺の性器を入れる)
俺は顔を上げて、姿勢を整えた。
固くそそりたつ男根に手をそえ、実の妹の股間に近づける。そして、唾液と愛液が混じり合ってヌラヌラとしている膣穴に自分の肉棒の先端をあてがった。
(…許せ、真知子)
亀頭を数回こするようにして濡らすと、膣襞を割って押し込む。
(あぁ!…温かい。真知子の性器の中だ。…真知、真知子!)
腰を入れ、一気に刺し貫く。肉棒は根元まで収まり、その先端は妹の子宮の入り口にまで届いた。
「お…おぉぅ!」
思わず、声が出てしまった。
気の遠くなるような年月を経て、俺は想いを果たした。相手は眠っているとはいえ、とうとう妹の真知子と一つに繋がった。自分の「男」と妹の「女」が深く結合している。俺は人生最大の興奮と喜悦の中にいた。
実の兄妹の近親相姦。世間で許されることではないことはもちろん分かっている。しかも兄が無抵抗の妹を犯しているのだ。間違いなく犯罪行為であり、鬼畜の所業であろう。
だが、俺はこれまで人生を真面目に生きてきた。人一倍正義感が強く、他人にも優しいつもりだ。世間の評判も決して悪くない。
たぶん、これだけが俺の「心の闇」なのだ。実の妹なのに真知子を好きになった。惚れたのだ。エロスの愛だ。抱きたい、真知子と性交したい、自分の精液を真知子の子宮の中に注ぎ込みたい、真知子に実の兄である自分の子どもを孕ませたい。
…異常な欲望である。そして、誰にも言えないのだ。その分、その欲望が俺の中でずっとどす黒く渦巻いてきた。
妹の熱い膣粘膜に包まれた瞬間、すぐに果てそうになったが、それはかろうじて我慢できた。しかし、そのまま強烈な射精感が続いているので、長くはもたないだろうことも分かった。
なるべくゆっくりと動いた。妹は貫かれたときに少し眉をひそめるような表情をしたが、いまは平静な顔をしている。
腰を動かし、肉棒を出し入れしても目を覚ます気配はない。
ただ、膣内の愛液はとめどなく溢れてきている。おかげで抜き挿しがますます滑らかになり、それにつれて自然に腰の動きが激しくなる。
もう余裕はない。俺は妹の両膝を抱えて自分の肩に乗せるようにし、より深く性器が結合する体勢をとった。
もちろん外には出さない。真知子の子宮めがけて自分の精液をぶちまけるのだ。
…狂ったように腰をうちつける。そのたびに肉棒と膣粘膜の擦れ合う音がピチャピチャと響いた。
妹の表情に変化はないが、腰の動きに合わせて乳房が大きく揺れている。