〈蠢く瞳・其の三〉-16
『ほら、これが有海先輩の身体だ。よく見たまえ…』
ようやく、有海の悲鳴は収まった……泣き崩れた顔の有海は、先程と同じ格好で男に抱えられていた。
上着もブラも既に無く、身に纏う物といえば、相変わらずの縄化粧と、テニス部員の名残のスカートだけだ。
『これはまた微妙な膨らみですなぁ』
『貧乳の割には乳首が大きいかと?体つきも猫のようですな』
有海「もぶッ!…う"ぅ"ぅ"!!!」
『ん〜?オマ〇コは右側の方が膨らみが強いですね……花弁も右側の方が大きく伸びてますし』
抱えられた有海に顔を近付け、ジロジロと幼さの残る身体を観賞する男達。
誰にでも個体差というものはあるが、少女の身体は、大人とは違い発育の具合にもよって、様々な体形がある。
胸の膨らみにしても、乳首が飛び出るように鋭く膨らむのもあれば、お椀のように丸く膨らむものもある。複雑な形の性器なら尚更だ。
日々変化していく少女の身体……だからこそ少女達は自分の身体に悩み、強い羞恥心を感じて身体を隠そうとする。
男達の狙いもソコにある。未発達な身体を興味本位で晒し物にし、悪戯な遊戯で弄んで慰み物にする。
自らの〈女〉を意識し始めた少女に、女性であるが故の屈辱を与えて、その苦悶に満ちた姿を観賞する愉悦……成人女性では味わえぬ禁断の甘美……男達はその悪魔的な快楽から抜け出せないでいた。
『ムハハ!クリちゃんがこんなにも大きいとは。ホレ!……これは珍品だ』
有海「がッ……あぅ!!……ぷぉぉ!!」
『クリちゃんプルプルされて気持ちいいんだ?』
『大きな乳首がもっと大きくなってきてるよぉ?ほら!ほら!』
夏帆「〜〜〜ッ!!!」
開かれた股間、その発育途中の歪つな幼器は指先でベロリと拡げられ、人並み以上に大きな秘豆は剥き出しにされていた。
無論、個体差ではあるが、マッチ棒の先端ほどに大きな秘豆は、格好の玩具にされていた。
浅黒い小さな乳輪から飛び出した、赤みの強い乳首も同様、男達の興味と好奇心に晒された。
有海「ぉ"う"ぅ"!!…ぶッ!!……ぷぅ!!」
『おほ!!クリちゃんを摘んだだけでこんなに……』
『あぁ…乳首がこんなにもカチンカチンになってぇ……たまりませんな!!』
夏帆を汚した憎き指技に、有海の身体は強張っていた。
恐怖・怒り・悔しさ・悲しみ……その感情が爆発して身体は痙攣し、呼吸は乱れて吐息は強くなる……それはどう聴いても、快感に咽ぶ“牝の鳴き声”にしか聴こえなかった。